TOP
>
福岡県の高校入試情報

福岡県の高校入試情報2024(令和6年度)

福岡県公立高校入試変更点(令和6年度)

☆定員の変更☆
高校名 今年度定員 昨年度定員
小倉南 360 320
北九州(普通)200 160
光陵 240 200
新宮(普通)280 320
福岡 160 200
柏陵 360 320
福岡中央 400 360
筑前 440 400
糸島 400 360
嘉穂(普通)320 280

福岡県公立高校入試日程(令和6年度)

選抜方式1
一般入学者選抜
出願受付日
2024年2月13日(火)〜2月20日(火)正午まで
検査日
2024年3月5日(火)
内定通知日
合格発表日
2024年3月15日(金)午前9時
選抜方式2
推薦入学者選抜
出願受付日
2024年1月29日(月)〜2月1日(木)正午まで
検査日
2024年2月6日(火)・2月7日(水)
内定通知日
2024年2月13日(火)午前9時
合格発表日
2024年3月15日(金)午前9時
選抜方式3
特色化選抜(実施校のみ)
出願受付日
2024年1月16日(火)〜1月22日(月)正午まで
検査日
2024年1月24日(水)・1月25日(木)
内定通知日
2024年1月29日(月)午前9時
合格発表日
2024年3月15日(金)午前9時
備考

福岡県公立高校入試

福岡県公立高校入試一般入学者選抜 概要(令和6年度)

まず学力検査の得点(300満点)と第3学年における9教科5段階評定の合計(45点満点)のそれぞれの順位について順位を決めます。どちらの順位も一定の範囲内(合格圏)に入っている人のグループをA群とし、A群は調査書の記載事項に問題がなければそのまま合格予定者となります。A群以外はB群となり、B群は調査書の点数、記載事項、学力テストの点数等を総合的に判断し、合否が決められます。

福岡公立高校入試推薦入学者選抜 概要(令和6年度)

各中学より学校長の推薦を受けた生徒に対して、一般入試のような学科試験ではなく、面接や作文・実技などが課される試験です。一つの中学から同じ高校に推薦される生徒は、内申点・日頃の学校生活態度・課外活動等を考慮して担任の教師より推薦され、最終的に中学校全体で決定されます。

福岡県公立高校入試特色化選抜 概要(令和6年度)

平成31年より、一般・推薦入試とは別に、学校の特色にふさわしい生徒の入学を促進するため、生徒の多様な個性を積極的に評価する「特色化選抜」が導入されています(ただし実施校のみ)選抜方式は面接を行う他、作文または実技試験を実施する学校もあります。
昨年度は50校で実施。うち19校が導入初年度となっており増加傾向にあります。特色化選抜を希望しないお子様も、一般入試の定員が減少する可能性もあるため、志望校の情報開示がされる際は注目のポイントです。

福岡県公立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3
計算式: 0点
計算式: 0点
計算式: 45点

傾斜配点のある学校

玄海(普通科国際文化コース)、香住丘(英語科)、北筑(英語科)、久留米(英語科)、嘉穂東(英語科)、福岡女子(国際教養)、博多工業、筑紫丘(理数科)、明善(理数科)、嘉穂(理数科)城南(普通科理数コース)、香住丘(普通科数理コミュニケーションコース)、八幡(理数)、新宮(理数)鞍手(理数)

福岡県高校入試個別相談

福岡県の高校入試の情報・傾向の解説、学習方法・塾での対策など個別相談会を受け付けております。お気軽にご利用ください。

教室相談の受付はこちら

福岡県公立高校入試 一般入試出題傾向と対策(令和5年度)

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
18点
小問集合 (中1~中3単元)
昨年同様9問構成で配点は18点。難易度は例年並み。過去問でしっかりと対策をすることで、満点を目指せた。 
6点
文字式、1次方程式 
(中1単元) 
割合と過不足に関する基本的な問題。方程式を解いた後、結果を比較検討させる新しいタイプの記述問題だった。
7点
データの活用 (中2単元) 
新学習指導要領で追加された単元で、2年連続の出題となる。箱ひげ図を見てデータの特性を比較する標準的な出題。データの分布とヒストグラム、箱ひげ図の相互関係も問われた。
8点
関数とグラフ 
(中1~中3単元)
関数とグラフの標準的な問題。乗り物の動きとグラフとの対応が理解できていれば特に難しい要素はなかった。しかし、設問の仕方が過去問と違ったために、問題文をしっかりと理解する必要があった。
12点
三角形の合同と相似 
(中2、中3単元) 
例年出題される、三角形の合同と相似を証明させる問題。合同は穴埋め形式、相似は記述式で出題された。昨年度からの傾向として、中2で学習する合同の学習の重要性が増している。 
9点
立体図形 (中2、中3単元) 
円錐がテーマ。3問構成で、最初の2問は公式を覚えているかの確認問題。3問目は、空間図形の中の一部分を平面図形に書き換えて思考する問題で、正答率が低いと考えられる。 

対策

①計算力を鍛える
素早く、正確に解けるように、普段から意識して計算に取り組む。特に1学期は計算が中心です。定期テスト数学では最高点を目指しましょう。
‍②苦手を克服する
苦手な単元に対して、早めに集中的に取り組みましょう。わからない箇所を後回しにしないことが大事です。
‍③思考力を問う問題にチャレンジする
教科書の各単元の最後にある活用問題にもチャレンジしましょう。近年出題されていますので、時間をかけてじっくりチャレンジしましょう。

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
20点
リスニング
今年度より問題1は放送回数が1回のみに変更。記述は20点中8点を占める。
8点
英文選択
会話より場面を考えて英文を選択させる問題。全問得点したい。
10点
対話文の読解
並べ替え・適文選択・内容一致文選択と3種類の問題より構成される傾向がある。
14点
長文の読解
内容一致文選択・質問の答えを英語で答えるなど多様な種類の問題が見られた。
8点
自由英作文
海外でホームステイする場合、3つの場所のうち行きたい場所を1つ選び、理由を記述する。

対策

①リスニングは各問題で英語を2回放送していたが 2023年度より問題1は1回のみの放送に変更された。問題1は得点源でもあるため、これまでより一層集中して取り組む必要が出てきた。
②留学生とどのように関わるか、海外で何かを紹介するなど。自分ならどういう行動をするかといったお題が多くみられる。  異なる価値観を理解することも大切。

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
21点
説明的文章・言語事項
(1)は現代の日本での「時間と金と信頼」について述べた説明的文章の読解。問三の記述は指定語句はあるものの、抽象的な話題で答えを導くことが難しい。(2)上記文章の内容で触れられたミヒャエル・エンデの『モモ』を一部抜粋、そこから漢字や文法が問われた。
12点
文学的文章
森絵都の小説『鐘の音』からの出題。問4・問5の記述問題ではヒントとなる指定語句がなく、難度は高め。
12点
古典
漢文『荘子』の書き下し文と、その現代語訳の2つの文章からなる問題。漢文知識の他、2つの文を見比べて文脈をつかみ意味を考える必要がある。
15点
作文
「言葉や言葉の使い方」について、資料から情報を読み取り、自身の意見を述べる問題。第二段落では「自身の知識や経験と結びつけた意見」を述べる必要がある。

対策

①記述問題練習はまず「本文に線を引く」→「ここが答えかも?」と思うところには必ず線を引くこと!答え合わせ時、その内容と答えが近いかどうか確認して、自身の課題が「読み取り」なのか「まとめ方」なのか判断しよう。
②言葉の意味・漢字などを日頃から覚える→今この瞬間から、知らないものを覚えていこう
③「なぜその答えなのか?」を追究する→国語は問題を解くこと自体よりも、解いた後の答え合わせで「なぜその答えが正解なのか?」を考えることが大事!答えの根拠を探せるようになろう。

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
7点
植物の体とはたらき(生物)
対照実験の考え方についての問題。実験結果の意味を答える問題、毛根がある理由の記述問題あり。
8点
減数分裂と遺伝(生物)
減数分裂の図と、遺伝の仕組みについての記述問題があった。
7点
物質の密度(化学)
質量と体積の実験から、密度の計算問題、比重の考え方、密度から物質を推測する問題が出題。
8点
イオン化傾向(化学)
新傾向の問題です。イオンのなりやすさを調べる実験から化学式の問題、イオンのなりやすさ順の並べ替えが出題されている。
8点
火成岩の性質(地学)
火成岩のでき方、性質の記述問題。深成岩が白っぽい理由の記述問題。
7点
天気と前線について(地学)
日本近辺の気団、天気図記号の作図、前線の読み取りについて出題。
8点
電熱線と発熱量(物理)
電熱線を使った実験から、グラフの記述問題、実験器具に関する記述問題が出題。
7点
打点タイマーについて(物理)
2名の登場人物のどちらの意見が正しいか答えさせる問題が登場。斜面の傾きと転がる速さの関係の記述問題。これも実験問題です。

対策

①新傾向内容の理解をしておくこと。
教科書改訂でイオン傾向やダニエル電池が高校内容から、中学内容に下りてきました。新しく中学内容になった単元は出題されやすいです。
②実験の手順、意味について理解しておくこと。
大問8つの内、5つが実験に関する問題です。どういう目的の実験なのか、各手順にはどういう意味があるか理解しておきましょう。
③記述問題に慣れる。
今回はそれほど長文の記述はありませんでしたが、設問数は多いです。  苦手な人は必ず対策をしましょう。

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
12点
歴史(古代~近世)
政治・時代背景・文化・産業についての基本的な知識が問われている。記述4点:6問中2問。
■御家人領土の語句指定記述■工場制手工業の語句指定記述
8点
歴史(近・現代)
世界遺産をテーマにした近現代の資料読み取りの問題。記述2点:4問中1問。■ネルギー革命の説明記述
10点
世界地理
州、国の気候・エネルギー・産業・資源・貿易・言語に関する問題。記述5点:7問中3問。■賃金の国別資料比較記述■貿易による資料読み取記述
10点
日本地理
地方、県別の気候・地誌・農業・経緯度等の総合的な問題。記述4点:5問中2問。■瀬戸大橋開通のグラフ読み取り記述■園芸農業の語句指定記述
14点
公民
テーマ問題を題材に憲法・政治・経済・環境等の総合問題。記述8点:10問中4問。■京都議定書の語句記述■国債の説明記述■両院協議会の手順の説明記述■裁判員制度の説明記述
6点
公民
東京と過疎地域での地域の活性化に向けてのテーマ(新傾向)問題。記述6点:3問中3問。■年齢別人口の資料読み取り記述2題■3つの資料を関連させた語句指定記述

対策

①社会用語は「覚える」⇒「説明できる」
記述問題は半分近い配点になっている。語句を覚えるだけでなく説明できるレベルまで学習し、そして自分なりの考えをまとめる訓練をする。
②資料グラフは「単体理解」⇒「複数理解」
歴史・地理・公民分野の教科書に載っている史料、資料、グラフ等は、1つずつ理解したうえで、つながりのある資料、グラフなど、2つ、3つと   関連付けて読み取れるように学習する。
③分からないと言ってあきらめない!!
試験では、「苦手な問題や分からない問題だからと言って、初見から解こうとしない!」を絶対しない。なぜなら、資料やグラフ、文章の中に必ずヒントがあるからだ。ヒントを見つけて解答に結びつける。

福岡県公立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
一般選抜倍率
推薦選抜倍率
特色化選抜倍率
小倉
普通
280
1.29
1.59
東筑
普通
280
1.26
2.06
宗像
普通
360
1.15
1.81
1.00
香住丘
普通
20
1.29
2.02
香椎
普通
360
1.66
1.86
福岡
普通
440
1.44
2.28
筑紫丘
普通
400
1.34
2.95
修猷館
普通
440
1.70
2.61
小郡
普通
200
1.26
1.42
明善
普通
200
1.42
2.04
久留米
普通
200
1.40
1.83