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広島県の高校入試情報

広島県の高校入試情報2024(令和6年度)

広島県公立高校入試変更点(令和6年度)

・市立広島商業高校:特色枠・一般枠ともに面接を廃止
・広島皆実高校:特色枠・一般枠ともに国語、数学、英語の傾斜配点2倍を廃止
・安古市高校:特色枠の定員を40%→50%に、一般枠を60%→50%に変更       
       特色枠の国語、数学、英語の傾斜配点2倍を廃止       
       特色枠の音楽、美術、保健体育、技術家庭科の調査書を2倍に変更       
       特色枠の比重を学力検査4:調査書4:自己表現2→学力検査2:調査書6:自己表現2に変更
・可部高校:特色枠を廃止
・広島市立美鈴が丘高校:特色枠・一般枠ともに面接を廃止、調査書の比重を3→4に変更
・賀茂高校:特色枠の定員を20%→50%に、一般枠の定員を80%→50%に変更      
      特色枠の音楽、美術、保健体育、技術家庭科の調査書2倍を廃止      
      特色枠の比重を学力検査3:調査書3:自己表現4→学力検査2:調査書6:自己表現2に変更
・宮島工業高校:特色枠・一般枠ともに面接を廃止、調査書の比重を3→4に変更
・海田高校普通科:特色枠の定員を10%→50%に、一般枠を90%→50%に変更         
         特色枠の国語、数学の調査書を2倍に変更         
         特色枠の比重を学力検査4:調査書4:自己表現2→学力検査1:調査書7:自己表現2に変更
・海田高校家政科:特色枠の定員を20%→50%に、一般枠を80%→50%に変更         
         特色枠の比重を学力検査4:調査書4:自己表現2→学力検査1:調査書7:自己表現2に変更

広島県公立高校入試日程(令和6年度)

選抜方式1
一次選抜
出願受付日
2024年1月24日(水)〜2月9日(金)
検査日
2024年2月27日(火)〜2月29日(木)
合格発表日
2024年3月8日(金)
選抜方式2
二次選抜
出願受付日
2024年3月13日(水)〜3月15日(金)
検査日
2024年3月18日(月)
合格発表日
2024年3月19日(火)

広島県公立高校入試

広島県公立高校入試は、一般学力検査、調査書(内申点)、自己表現の3種類をもとに合否判定がなされます。一般学力検査は国語、数学、英語、理科、社会の5科目で1科目50点の合計250点満点です。調査書(内申点)は3年間の9教科の合計点数ですが、3年生は点数が3倍となります。自己表現は自分自身のことや高校での目標などを2~3名の面接官に面談形式で表現するもので、3つの観点ごとに3点、4点、5点のいずれかの点数が与えられます。

広島県公立高校入試一次選抜 概要(令和5年度)

1回の検査で2回の合否判定が行われます。
(特色枠)
・最大で定員の50%
・学力検査1~5科目傾斜○
・調査書1~9科目傾斜○
・配点比率 学校独自
(一般枠)
・定員の50%以上
・学力検査5科目傾斜○
・調査書9科目傾斜×
・配点比率 6:2:2

広島県公立高校入試二次選抜 概要(令和5年度)

一次選抜の結果、合格者の数が入学定員に満たない場合実施される。

広島県公立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3
計算式: 45点
計算式: 45点
計算式: 135点

傾斜配点のある学校

市立舟入、広島皆実(普通)、祇園北、可部、五日市、など

その他

近年の広島県公立高校入試は、普通科を志望する生徒の倍率が2023年度入試で1.06倍となるなど倍率が下がってきている傾向にあります。しかし、学校によって変動が大きく、国泰寺高校や舟入高校、広島皆実高校などの進学校は1.5倍を超えるなど倍率の高い学校も多くあり、一方で倍率が1倍を下回り定員割れをする学校も増えています。志望校を決める際には倍率の変化を見るのも重要な要素になります。

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広島県公立高校入試 一般入試出題傾向と対策(令和5年度)

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
16点
小問集合
1問2点。全問正解したい。
10点
文章問題
用語の正しい理解が必要。
5点
平行・面積比
2種類の面積比を使う応用問題。
5点
1次関数
条件と設問が少し複雑。
7点
確率・連立方程式
長文の読み取りと記述を頑張る。
7点
図形の性質・証明
習った図形の性質や定理をフル活用。

対策

・平易な問題、難解な問題が出題されていたため、基本問題で点数を落とさないことが重要。
・知識を使って考察し、記述で表現する力が必要。
・文章や実験内容が多く、情報を読み取り整理する練習をする必要がある。
・計算問題は2、3問程度。難関校を目指す生徒は必ず習得する必要がある

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
13点
リスニング
選択問題が6点、英作文が7点。
12点
対話文読解
キャッシュレス決済についての対話文。グラフと関連付けて解く必要がある。
16点
長文読解
スピーチの原稿を読む長文問題。
英作文の自由度が高い。
9点
英作文
対話文を完成させる問題と、英語・日本語どちらでやり取りするか書く問題

対策

•語彙力は問題を解く上での基本。
•はやく正確に読む読解力が鍵。
•空欄補充の問題が多いため、直前の文章だけに注目するのではなく、後ろの文章とのつながりも意識して解くことが大切。
•英文で回答する問題の配点が20点。書きたいことを自分の知っている文法で言い換える力や、書きやすい内容で書く力が必須。

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
20点
文学的文章
漢字と熟語の構成についての問題以外は、抜き出し・書き取りの問題。
18点
説明的文章
複数の文章からの読解、事実と意見を読み取る問題など新たな出題傾向。
12点
古典
古典に200字の作文問題。

対策

•複数の文章を読み、要約したり、自分の意見をまとめ、記述する問題が増えている。
•記述問題が多い。書く練習については特に量をこなし、慣れる必要がある。
•古典は大まかな内容把握だけではなく、自分の意見を書く練習を行う必要がある。
•時間配分の確認のため、過去問題で練習が必要。直前には、最低5年分は時間を計って解こう。

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
12点
酸化と還元
還元から出題。物質の酸素との結びつきやすさを会話文から読み取る問題。
13点
遺伝・自然の中の生物
遺伝の規則性や生物の数量的なつり合いを基に考察する問題がそれぞれ出題
13点
火山活動・地層
火成岩や火山の形、火山噴出物について基本的な知識が問われる問題。
12点
力と圧力
水圧や浮力から出題。フックの法則と実験結果を基に浮力を求める問題。

対策

・平易な問題、難解な問題が出題されていたため、基本問題で点数を落とさないことが重要。
・知識を使って考察し、記述で表現する力が必要。
・文章や実験内容が多く、情報を読み取り整理する練習をする必要がある。
・計算問題は2、3問程度。難関校を目指す生徒は必ず習得する必要がある

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
12点
地理
資源・エネルギーのテーマから出題。記号が増え、昨年に比べ難易度が低下。
13点
歴史
日本の法のテーマから出題。記号問題でも、知識をもとに考えさせている。
12点
公民
人権と日本国憲法のテーマから出題。記述問題は難化している
13点
複合問題
地域の伝統的な生活・文化に関して、地理・歴史・公民の複合問題から出題。

対策

・記号・語句問題で確実に点数を取ることが重要。歴史では、生活・政治・産業などテーマ別に時代を押さえられるとよい。
・問題文の文章量が多いので、問題の意図を読み取る力が必要。また、資料をもとに聞かれていることに対して、正しく記述をする力が必要。
・伝統文化の存続やSDGsなどのテーマから資料を基に問題に対して自分の意見を表現するような新傾向の問題が増えている。

広島県公立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
一次選抜倍率
広島国泰寺
普通
240
1.59
市立基町
普通
320
1.28
市立舟入
普通
280
1.60
市立広島商業
情報ビジネス
320
0.95
広島皆実
普通
240
1.61
広島工業
(全体)
320
0.91
市立広島工業
(全体)
240
0.96
広島井口
普通
320
1.38
広島観音
総合学科
280
1.46
賀茂
普通
280
0.99
安芸府中
普通
200
1.05