令和5年度の公立入試まではコロナウイルス感染症に対応した選抜を3月中旬に実施をするために例年より2週間ほど後期入試日程が早くなっていたが、令和6年度の公立入試からは3月上旬に選抜実施するように戻っている。それに伴いコロナウイルス感染症に対応した選抜も今年度は予定されていない。
1.県内には「県北」「県央」「県南」の3つの学区があり、県立高校(全日制)の普通科に適用されている。※湧心館高と普通科のコースを除く。※普通科のコースとは(理数・英語・体育など普通科に設けられた各コース)
2.次については、県内全域が通学区域になっている。◇全日制の専門教育を主とする◇総合学科(翔陽高)学科(工業・商業・農業・水産などの専門学科)◇湧心館高の全日制普通科◇定時制課程
3.通学区域(学区)外から出願する生徒に対しては、入試の際、「入学者選抜学区外枠」が適用される。これは募集人員に対し、13%と定められている。例)募集400人の場合→52人例)募集280人の場合→36人
4.後期(一般)選抜では数学と英語で選択問題が含まれている。志望校によってAとBのどちらを解答するかは決められており、高校側から指定がされる。おおよそ偏差値50を基準としてそれよりも偏差値の高い高校は難しいB問題を指定される傾向にある。
1.合格したら入学が条件
前期(特色)選抜には、出願にいくつかの制限がある。
◇出願は1校に限り、第2志望を認められない。◇1度出願した場合は変更できない。◇合格した場合、必ず入学する。など
2.学校独自検査を実施
12年度入試から、学力検査がなくなり、面接、小論文、実技検査、実験、自己表現、総合的な学習の時間の成果発表などからなり、各学科・コースごとの学校独自検査による選抜が実施されている。
熊本県立高等学校入試(一般選抜)では、・調査書の評定(内申点)・学力検査などが資料となる。
【調査書の評定】1年生及び2年生の評定+3年生の評定を2倍したもの
【学力検査】5教科各50点の合計250点満点
高校入試の後期選抜で、独自問題のマークシート方式の学力検査を導入する方針の高校が出てきており、千原台高校は2024年度入試、必由館高校は2025年度入試から切り替える予定となっている。他の県ではマークシートの導入が進んでいる県も多いが、高校入試で導入するのは九州では初めての試みとなっている。
・まずは各分野の基本問題を復習して、速く、正確に解けるように演習をする。
・図形の証明問題と作図問題を自力で書く練習をする。
・テスト形式の問題をたくさん解いてすぐに解ける問題、解けない問題を見極められるようにする。
・リスニングではデクティション(聞きながらメモ)の練習を普段からする。
・単語、基本文はスペル・意味・発音まで含めて暗記する(MyETを毎日聞き発音する)
・英語検定に挑戦し、読解や英会話問題に慣れておく(チャンスは6、10、1月)
・読解に苦手意識がある人は、週1回1問10分程度で過去問などを解くようにする。
・間違えた読解問題は必ず解説を読む。それでも分からなければ1対1指導で質問する。
・テストで間違えた漢字・語句の問題は、その場で意味を調べて必ず暗記する。
・学校のワークは全問正解できるまでくり返し解く。
・書籍(資料集含む)、博物館など教科書以外の情報を普段から得るようにする。
・実験の操作手順や計算・図示は1対1指導でアウトプットの練習をする。
・学校のワークは全問正解できるまでくり返し解く。
・書籍(資料集含む)、新聞、ニュースなど教科書以外の情報を普段から得るようにする。
・並べ替えや記述・資料の読み取りは1対1指導でアウトプットの練習をする。