TOP
>
ブログ
>
大学入学共通テスト どう変わる?

大学入学共通テスト どう変わる?

こんにちは。ネッツ鹿児島エリアです。本日は2025年度入試から大きく変わると言われている「大学入学共通テスト」についてお話しさせていただきます。現在の高校2年生が受けることになる2025年度大学入学共通テスト。漠然とした不安を抱えている高校生もいるのではないでしょうか。まずは具体的な変更点を見てみましょう。

◆受験教科・科目数の変更

新教科「情報Ⅰ」が加わり、国公立大を受験する人は、現行の5教科7科目から、6教科8科目受験が基本になります。

◆国語の変更点

近代以降の文章が1題(20点分)増え、配点が現代文110点、古典(古文+漢文)90点になります。試験時間も10分増えて、80分→90分になります。

◆数学の変更点

数学②の出題が「数学Ⅱ・B・C」に変わり、数学Bの2項目【数列、統計的な推測】と、数学Cの2項目【ベクトル、平面上の曲線と複素数平面】から3項目を選択解答する、となっています。試験時間も10分増えて、60分→70分になります。

◆地歴・公民の変更点

公共」が新設され、大きく科目編成されました。新たな共通テストの社会の科目は、次の6科目から最大2科目選択になります。

①地理総合,地理探求 ②歴史総合,日本史探求 ③歴史総合,世界史探求 ④公共,倫理 ⑤公共,政治・経済 ⑥地理総合,歴史総合,公共

「⑥地理総合、歴史総合、公共」を選択した場合は、その中のいずれか2科目の内容の問題を選択します(地理総合と公共など)

また2科目選択する場合の組み合わせには制限があります。問題の出題範囲の科目と同一名称を含む科目の組合せを選択することはできませんので、たとえば上記①~⑥の数字でいうと、⑥で地理総合と公共を選択した生徒は、①④⑤は選択できない、となります。ただし、②と③の2科目選択は認められています。

◆情報Ⅰの新規追加

試験時間60分、配点100点となっています。国立大学ではほとんどの大学で情報Ⅰが必須科目となりますが、公立大学では選択科目にしているところもあります。共通テストの情報Ⅰは、大学によって傾斜配点をかけるケースも多いため、志望校の配点比率を確認したうえで、対策にどれだけ時間をかけるかを考えて、効率よく勉強しましょう。情報Ⅰの配点比率を見るときには、個別学科試験まで含めた総合点に占める情報Ⅰの配点比率を調べてください。地方の国公立大学は、共通テストの配点比率が二次試験に対して比較的高い傾向にあるため、必然的に情報Ⅰの比重も大きくなる傾向があります。

いかがでしたか。特に「情報Ⅰ」は過去問がないので、不安を持つ高校生も多いかと思いますが、導入初年度の試験科目はそれほど難しくは作られない傾向にあるようです。「情報Ⅰ」はできるだけ効率よく勉強して、他の教科の勉強に時間をとりたいですよね。

ネッツでは、共通テストの「情報Ⅰ」対策として、この春休みから【情報AIドリル】というICTコンテンツを使った講座がスタートします。共通テストの情報対策にそれほど時間をかけたくない高校生には特におすすめです!

春期講習のお申し込み受付もスタートしています。

2月29日までに長期ご入会いただいた方には、以下の特典をご用意しています。

① 春期特別講習(1対1指導3コマ)無料

② 入会金0円

新年度に向けた準備期間となる大切な春休み。

有意義に過ごすためのお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。