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過去問のやり方!

過去問のやり方!


こんにちは。1対1ネッツ豊玉校担当の佐藤です。季節もすっかり秋めいてきて、肌寒い日も多くなってきたこの頃。教室では、エアコンをつけるか窓を開けるか悩ましい日々です。

今回は大学受験生の過去問演習についてのお話です。

高3生の皆さん、過去問は解き始めていますか?第一志望校合格を考えると9月、遅くとも10月には過去問を解き始めておかないといけません。とは言うものの、まだ過去問を解けるような段階ではない、どの大学から解けばいいかわからない、など悩んでいる子もいるのではないでしょうか。

今回は過去問演習における注意点などについて話していきます。

① 基礎が固まってない状態で過去問はするな!!

それでも学校や塾の先生から過去問をどんどんやれと言われるからとりあえずやってみて、撃沈…となっていませんか?基本的に基礎が固まっていない状態での過去問演習はおすすめしません。ほとんど解けず復習に時間がかかりすぎて効率が悪いです。

ただし、過去問に目を通すことはとても大切です。志望校の傾向や出題形式を知っておくことで、その出題形式に合わせた学習を秋に行うことができます。第一志望校の過去問に目を通して傾向を分析はしつつも、基礎の完成を目指して学習は進めましょう。


② 第一志望の学校の過去問は(まだ)解くな!!

よく聞くのがまずは第一志望校の過去問を5年、10年分解いてみました!という子です。そのやり方は基本的にはあまりおすすめしません。この時期に第一志望校の問題がすらすら解ける子はほとんどいないためです。もし解けるのであれば第一志望校のレベルを一つ上げて良いでしょう。

ではどの大学の問題から解き始めるのか。

それはワンランク下の志望校、滑り止めに考えている大学の過去問です。レベルを下げた入試問題でどの程度力が発揮できるのか確認をして、苦手の分析対策をしていくことが学力アップには大切です。ただし、先ほどもお伝えした通り、第一志望校の過去問には必ず目を通してください。あくまで、第一志望の大学への合格が目標ですので、そこの傾向に合わせた学習をしていく必要があります。時々、第一志望校の最新年度の過去問はやらずにとってありますという子がいますが、最新の傾向を知らずに冬を迎えるのは危険です。手遅れになってしまう前にまずは敵を知り、己を知りましょう。

ネッツでは受験生向けの【過去問マラソン】という講座を秋に行っています。

上では書ききれなかった過去問を行う上での注意や、計画、実施をフォローしていく講座で秋を一緒に乗り越えています。

みなさんもこの秋を乗り越えて、志望校合格を目指していきましょう。