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理科と国語の暗記の仕方

理科と国語の暗記の仕方

こんにちは。1対1ネッツの佐々木です。昨日全国統一中学生テストを受験してくれた中学生の皆さん、お疲れ様でした!今日から解説授業が見られるようになっていますから、昨日のテストの記憶が残っている内にテストの復習をやっておきましょう。今回残念ながら受験できなかった皆さんも。秋にも開催する予定ですので、ぜひご参加ください。

それでは休校日だった昨日5月25日(日)と今日26日(月)の「暗記カレンダー2025」の問題を見てみましょう。

【25日の問題】月が輝いて見えるのはなぜ?
【26日の問題】「誇張」の読み方は?

答えはこれです!

【25日の問題】の答えは・・・太陽の光を反射して輝いて見えるから。
【26日の問題】の答えは・・・こちょう

今日は、この2つの問題について深堀していこうと思います。

(1)太陽・地球・月の位置関係を考える
まずは【25日の問題】について。月の見え方の問題は中3理科で2学期に勉強することになっていますが、中3の皆さんは今の内から知っていた方が周りのお友達より少しリードして勉強できますから、頭の片隅に入れておいてください。

中2生、中3生なら、中1理科で習った「反射」という言葉を覚えていますね?光が物体の表面に当たってはね返ることです。地球から月が見えるのは、太陽の光が月に反射しているからなんです。

「でも月が見えるのは太陽が沈んだ後の夜なのに、なんで太陽の光が月に反射しているの?」と思った人がいるかもしれません。その疑問にはこう答えることができます。

「太陽は地球や月よりもはるかに大きいから」

太陽の直径は約140万kmで地球の約109倍、それに比べて月の直径は約3400kmで地球の約4分の1、大きさが全然違いますね。ですから太陽の方を向いている月の面は全体的に光が反射していることになります。さらにもう一つ大事なことですが、月は地球の周りを常に回っています。地球は太陽の周りを回っている「惑星」と言いますが、月はその地球の周りを回る「衛星」と言います。ですから地球に対してどの位置に月があるかによって三日月だったり半月だったり満月だったり、場合によっては月が見えなかったりすることがあるのです。

(2)二字熟語の構成
続いて【26日の問題】について。「誇張」の意味は「おおげさに表現すること」です。「誇」は「実際より大きく言う」、「張」も「おおげさにする、実際よりも大きくする」の意味ですから、上の字と下の字の意味が似ていますね。先週のブログでお話しした「休憩」と同じタイプの二字熟語ということになります。熟語の構成を考える時は、漢字一字にどんな意味があるのかも調べてみましょう。

1対1ネッツでは理科や国語のような暗記することが多い科目でも、考え方や解き方を含めて解説する授業をしています。来月の定期テスト、復習テストに向けて苦手科目の対策を立てたいという方は一度体験指導で分かりやすさを実感してみてください。お待ちしております!