今年も年明けから大変なニュースがあり、今でもご苦労されている方々がいると思うと、身の引き締まる思いが募ります。直接支援ができない分、募金をしたり、声援を送ったりしかできない中、目の前の仕事に集中することが精いっぱいのできることと思っております。
また、大学入試共通テストが始まりました。ここから我々の努力が試される時期に入ります。入試と言えば、福岡県では中学入試が1月からスタートしております。結果も出ているところがあり、ぞくぞくと報告をいただいております。そんな中、初めての入試で本命の前に弾みをつけるため受けた中学校が、残念ながらダメだった生徒がおりました。どうやら緊張のあまり、いつもの力が発揮できず、弾みをつけるどころか、どん底に陥ってしまったらしく、お母さんから連絡をもらいました。ただ、本命の前に指導があったので、その時に何がうまくいかず、何がうまくいったのかを確認し、気持ちを切り替えて、本命の中学校に入りたい意識をさらに高めさせて、送りだしました。発表の日に連絡がなく、次の日、ご家庭に連絡しようと受話器を持って番号を打とうとした、その時！その生徒が教室に飛び込んできました。驚いて思わず「おー！」と声を出してしましましたが、「どうだった！」と意識せず、声がでました。すると「合格しました！！」と満面の笑みで答えてとき、思わず万歳をして、天を仰ぎました。そして、拍手を送りました。あとで改めてお母さんが挨拶に来ますと言っていたので、とりあえず良かったと今年一番の笑顔で応えました。今までの苦労が吹き飛び、心の底から報われる瞬間でした。すると、お母さんもいらっしゃり、生徒が、「あれ、なんでお母さん！後で来るって言ったのに！」と言っておりましたが、お母さんも嬉しくていてもたってもいられなくなり喜びを分かち合いたいと思ったのでしょう。とても幸せな瞬間を共有しました。こういった出来事を原動力として、我々は動いているのだと、しみじみ感慨にふけっている今日この頃です。この幸せのバトンを次につなげられるように、これからの大学受験や高校受験の結果にこだわって、子どもたちの未来が育つ場所を、この福岡から盛り上げていきたいと思っております。お問い合わせもたくさんいただいておりますので、子どもたちに幸せのバトンを今日もつなげて、それぞれの夢や目標に迷うことなく導けるよう我々日々努力致します。
