
こんにちは、ネッツ高松ユニットの平本です。
5月に入り、いよいよ1学期中間テストが近づいてきている頃だと思います。
特に高校1年生は、高校入学後最初のテストです!
良いスタートダッシュを切るためにも、勉強のやり方を整えましょう。
今回は前回の「中学生編」に続き、「高校生編」となります。
【高校生編】
Q. 中学校と高校で何が違うの??
中学校と高校の大きな違いは、科目数の差です。中学校では、中間テストで5教科、期末テストでも9教科でした。これが高校に上がると、普通科高校では中間テストで8~10科目、期末テストでは10~12科目になることがあります。
他にも、テスト範囲の広さも大きな違いです。その理由は、学校の授業スピードが速いためです。その結果、自然とテスト範囲が広がり、提出物の範囲も増え、必要な時間も長くなります。
このように科目数が増え、範囲も広くなる一方で、変わらないものもあります。それは「定期テスト期間」です。
中学・高校ともに、定期テストのために設けられているのは、テスト実施日の1週間前からです。つまり、科目数は増えるが、テスト勉強期間は変わらないというハードスケジュールになります。
Q. どういう勉強の仕方をすればいいの?
Part 1【勉強を開始するタイミング】
ここで重要になるのが、テスト週間前の勉強の取り組み方です。
高校では科目数が倍近くなることもあるため、最低でも2週間前からテスト勉強を始めることが必要です。また、これよりも前に学校の提出物を終わらせておけば、自分の課題解決や応用問題へのチャレンジに、より多くの時間を使うことができます。
その結果、点数アップにもつながります!
Part 2【理系科目(数学・化学・物理など)の勉強おすすめ法】
理系科目のおすすめ勉強法は以下の通りです
(1).定期テストの提出物として課されている演習問題を解く。
(2).(1)で解いた問題の中で、自分が間違えた問題のみをピックアップし、解き方を確認する。
※このとき重要なのは、ただ解き直すのではなく、「なぜこの解き方になるのか」「どのようにそのプロセスを選ぶのか」を問題文から読み取ること!
(3).(1)で間違えた問題をもう一度解く。
※このとき、ノートに再度書いて解くのではなく、頭の中で導出過程(道筋)を展開できればOKとするのもアリです(※計算問題以外)。
(4).できる限り、3の過程を繰り返す。
高校のテスト範囲は、中学校に比べて圧倒的に広いのが特徴です。
すべての問題をやり直し、ノートに書きながら解くには時間がかかりすぎてしまうことがあります。
「問題集を3周くらいできたのに、全部ノートに書いていたせいで、1周目すら終わらなかった…」
といった声もよく耳にします。
そうならないためにも、理系科目については、ぜひこの勉強法をお試しください!