
こんにちは。
1対1ネッツ長崎ユニットです。
本日は、本年度の長崎県公立高校入試の数学・英語の科目別の傾向と攻略ポイントをお伝えします。
本年度より、一般選抜の学力検査で数学・英語が選択問題となりました。
選択問題とありますが、各自で選ぶのではなく、各高校が選択した問題を解きます。
こちらは、以前までと同様、難度の低い方をA問題(主に実業系高校が選択)と難度の高い方をB問題(主に進学校が選択)と呼称します。
◇数学
大問1 小問集合(配点:30点)
大問2 データの分析、確率、式の証明(配点:A問題18点、B問題17点)
大問3 関数(配点:A問題15点、B問題16点)
大問4 平面図形・空間図形(配点16点)
大問5 総合問題(平面充填)(配点:21点)
【傾向】
・大問1の配点が最も高い
・出題分野に偏りはなく、例年通り
【変更点】
・大問が1つ減少し、昨年までの大問4(平面図形)と大問5(空間図形)が融合した形式に変更
・最終の大問の文章量が約2倍程度に増加
【攻略のポイント】
問題編成に変更はありましたが、問題自体はオーソドックスな内容でした。
大問1の配点が高いため、大問1で満点が取れるよう、計算問題・基本問題は日頃から練習し。スピードと正確さを意識しましょう。また、応用問題は、基本知識を複合したものです。基本講師は確実に暗記し、どの知識を組み合わせれば良いかを考えましょう。
数学は他の科目より、時間が足りないという声が多い教科です。ただ闇雲に解くのではなく、普段から「時間内に必要な得点率を目指す」ことを意識して取り組み必要があります。
◇英語
大問1 リスニング(配点:25点)
大問2 対話文(配点:20点)
大問3 A問題:プレゼンテーション、B問題:資料の読解(配点:25点)
大問4 長文読解(配点:30点)
【傾向】
・読解問題が全体配点の7.5割
・資料の読み取りに関する問題が出題
・英作文では、自分の意見とそのように考える理由を問う
【変更点】
・文章量の増加
・英作文が大問から大問中の小問の扱いになる(配点は変更なし)
【攻略のポイント】
英語は長文読解に慣れておく必要があります。まずは、教科書を自力で日本語訳しながら読む練習に取り組みましょう。長文に慣れてきたら、解答スピードを上げていく必要があります。空欄や傍線部の前後に注目する、スラッシュリーディングをする癖をつけ、読み返しをせず意味をとれるようにするなど、長文の読み方をマスターしましょう。
今回は、数学・英語についてお伝えしました。
この2科目は、受験する高校によっては傾斜配点がかかる、非常に重要な科目です。
しかし、苦手とされるお子様が非常に多く、躓いている原因も多岐にわたります。
ご不安な点は、ぜひ1対1ネッツにご相談ください。
次回は、国語・理科・社会の3科目についてご報告いたします。