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梅雨のもやもやと定期テスト

梅雨のもやもやと定期テスト

こんにちは、佐賀エリアです。
5月になって鳥栖高校などの急な年間行事予定の修正を聞き、6月に体育祭や文化祭を開催するようになったと聞いてとても驚いています。
そして6月になると体育祭以外にも毎年やってくるのが「梅雨」。外は連日の雨、空はどんより曇り空、湿気で髪はうねり、気分もなんとなく沈みがち。そんな中、多くの学生にとって避けて通れないのが定期テストです。
正直なところ、梅雨と定期テストの組み合わせは最悪かもしれません。雨が続けば気圧のせいか頭が重く感じる日もある。さらには、じめじめした空気が心の中にも入り込んできて、どうにもやる気が出ない。そんな状況で教科書を開いたところで、文字が頭に入らず、ページばかりが進んでいく──なんて経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
けれど、梅雨だからこそ、勉強に集中しやすいという面もあります。外に遊びに行きづらいこの時期は、家の中で過ごす時間が自然と増えます。思い切ってスマホを遠ざけ、机に向かってみると、意外と「やるしかない」モードに切り替えられるものです。静かな雨音はBGMとしても最適で、心を落ち着かせながら勉強するにはぴったりの環境かもしれません。

また、佐賀県では前期後期制になっている学校も多く、今回の定期テストでも中学と高校の2・3年では範囲がかなり広いところが多いようです。1学期の学びを振り返り、得意なところと苦手なところを明確にすることは、これからの学習にも大きく役立ちます。梅雨のじめじめとした季節の中で、テスト勉強に取り組みながら頭の中の整理整頓をしてみましょう。

もちろん、無理をして体調を崩しては元も子もありません。天候や気圧の変化で体がだるく感じるときは、無理に集中しようとせず、短時間でも効率よく取り組む工夫が大切です。たとえば、25分間集中して5分休憩する「ポモドーロ・テクニック」などは、雨の日のテスト勉強にもぴったりの方法です。
梅雨の終わりには、やがて夏がやってきます。テストが終わったあとに訪れる夏休みを思い浮かべながら、「今」を少しずつ乗り越えていく。その積み重ねが、あとで自分を助けてくれることもあります。
梅雨もテストも、いつか終わるもの。だったら、その時期をちょっとだけ前向きに、ちょっとだけ丁寧に過ごしてみるのも悪くないかもしれませんね。

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