
■夏休み後半と学習予定の立て方
長いと思っていた夏休みも、気づけば後半戦。楽しい思い出はたくさんできたでしょうか?海や山、友達との遊び、家族旅行――どれもかけがえのない時間です。でも、同じくらい大切なのが「これからの学習計画」です。新学期のスタートを気持ちよく切るためにも、今からの過ごし方がとても重要になります。
■夏休み後半の学習は“整理と復習”がカギ
ネッツに通ってくれている中3のみなさんは7月19日に行われた夏期ガイダンスでこの夏の学習予定を立ててもらい、8月8日の登校日では、これまでの勉強を整理して、予定通りに学習を進められているのか確認をしてもらいました。中には予定通りに進められておらず、勉強時間が足りなかったと反省をする生徒も見られましたが、まだ夏休みは半分残っています。この夏で1・2年生内容の総復習が完了するように、予定の修正をしながら県模試やSAGAテストに備えるようにしましょう。
特に、模試や実力テスト直前には次のような内容に取り組んでみると効果的です。
1. 苦手分野・ミスをした問題の総ざらい
夏休み中に解けなかった問題や、間違えたままにしていた単元をピックアップし、短時間で集中復習します。
2. 過去問や予想問題で時間配分練習
模試は制限時間との勝負。過去問や予想問題を本番と同じ時間で解き、ペース感覚をつかんでおきましょう。
3. 基礎や見直しの大切さを確認
計算ミスや漢字の書き間違いなど、基礎的な部分の失点は非常にもったいないです。短期間の勉強で大きく点数を伸ばすことは難しいですが、本来取れるはずだった問題を取りこぼさずに得点して、前より少し点数を伸ばすことは心構え一つでできるものです。最後まで気を抜かず、丁寧に確認しましょう。
8月末の模試は、夏の努力を数字で確かめる大切な節目。直前は復習に集中し、当日は落ち着いて力を出し切る。そして結果を次につなげる。この流れを意識すれば、模試はただのテストではなく、自分を成長させるきっかけになります。
この模試を通して、自分の弱点と強みを知り、秋以降の学習に弾みをつけましょう。
また、1対1ネッツ佐賀エリアでは、夏期講習としてSAGAテスト対策を実施しております。過去問を分析して各大問の考え方や難易度別に切り捨てる問題の候補などなど。
ご興味がある方はぜひお問合せ下さい。
夏休みの後半は、「遊びの思い出」と「学びの積み重ね」の両方をバランスよく楽しむチャンスです。計画を立てて行動できれば、自信を持って新学期を迎えられるはず。残りの日々を大切に、一歩ずつ進んでいきましょう。