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志望校を決めるときに大事なこと

志望校を決めるときに大事なこと

みなさんこんにちは、佐賀エリアです!

10月になって暑さも和らぎ、朝晩には肌寒さも感じるようになってきました。
前期後期制の学校もいよいよ後期がスタートし、受験生のみなさんはいよいよ「志望校をどうするのか」を考える時期になります。夏まで何となく考えていた人も、模試や実力テストの結果が出始めるこの時期に、現実的に進路を考えるようになるでしょう。今回は志望校を決めるときに大切なポイントを整理してみます。

1,まずは「今の自分の位置」を知る
志望校を決める前に、最初にやるべきことは「今の学力を正確に知る」ことです。
中3のみなさんは県模試やSAGAテストを受けて、偏差値・順位などを客観的に把握できたと思います。高3生のみなさんも、模試が毎週のように高校で実施されるのに加え、ネッツでも過去問マラソンが始まりました。模試の合格判定を見ながら、自分の位置をつかむことで、無理のない目標が立てやすくなります。

2,「行きたい学校」の情報を集める
次に大切なのが、学校の中身をしっかり知ることです。
佐賀工業高校や佐賀商業高校のような実業系の高校を目指すのか。佐賀北高校の芸術科のように専門性の高い学科を目指すのか、将来の夢に繋がるような進路選びを心がけましょう。
偏差値だけで決めるのではなく、学校の雰囲気や行事、部活動、制服、進学実績などもチェックしてみましょう。
実際に学校説明会やオープンスクールに参加すると、パンフレットだけではわからない「空気感」や「先生・生徒の雰囲気」を感じられます。
「この学校に通いたい」と思える気持ちは、受験勉強の大きな原動力になります。

3,いくつかのランクに分けて整理する
志望校を考えるときは、3つのランクに分けると分かりやすいです。
• 第1志望(挑戦校):少し上を目指す学校。合格率50〜60%。
• 第2志望(実力校):今の力で十分狙える学校。合格率60〜80%。
• 第3志望(安全校):確実に合格できる学校。合格率80%以上。
この3つをバランスよく選ぶことで、万が一の時にも安心できます。
「安全校」は“妥協”ではなく、“自分が通っても納得できる学校”を選ぶことがポイントです。

4,家族や先生と相談する
最後に、家族や学校・塾の先生に相談してみましょう。
保護者の方は費用面や通学の現実を考えてくれますし、先生は過去の受験データから客観的なアドバイスをくれます。自分ひとりで悩まずに、周りの意見も参考にして決めることで、より納得のいく志望校選びができます。

志望校を決めるということは、「自分のこれからの高校・大学生活をどう過ごしたいか」を考えることです。
偏差値だけでなく、「この学校で学びたい」「この環境で成長したい」という気持ちを大切にしましょう。
志望校はまだ完璧に決まっていなくても大丈夫です。2学期から少しずつ情報を集め、模試の結果や自分の変化に合わせて更新していくことが、納得のいく進路決定につながります。
あなたの理想の進路はもう見つかりましたか。