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模試・テストを入試に活かすためには

模試・テストを入試に活かすためには

みなさんこんにちは、佐賀エリアです!

11月になって朝夕はすっかり肌寒くなりました。急な気温の変化に体調を崩してお休みの連絡が来ないか心配な時期になりましたが、みなさんは元気に過ごせていますか?

今週末の11月1~3日は、全国的にも学力テストが続いた週末でした。
高校生は、進研模試やベネッセ駿台共通テスト模試、中学生は佐賀県一斉模試、そして小学生のみんなは全国統一小学生テストが実施されました。
文化の日もあってせっかくの3連休でしたが、「勉強の秋」を実践できた人もおおかったのではないでしょうか。
模試やテスト、おつかれさまでした!

■ テストを受けた後に
模試や全国テストは、「結果を比べるためのもの」ではなく、今の自分の学習状況を知るチャンスです。特に受験生のみなさんにとっては、志望校に合格ができそうか、自分がしっかりと成長できているのかを判断する材料となってきます。

学校のテストと違い、広い範囲・応用問題・初見問題などが出題されます。小学生テストでは、終わった後にみんなに感想を聞くとそろって「難しかった。」と声が返ってきました。ですが、「できなかった問題」こそが、今後の伸びしろ。
解き直しや振り返りの中に、大きな成長のヒントが隠れています。
必ず結果分析とやり直しを入念に行って、次につなげるようにしましょう。

ただし、がむしゃらに全ての問題をやり直しすればよいというわけではありません。入試までの時間は有限です。次の2つのポイントを押さえて振り返ってみて下さい。

■ 問題を3パターンに分別して効率のよい見直し
 →正解できた問題は「○」
復習の必要性は低いです。今回解けたのであれば次も正解できるはず。
 →不正解だったがもう少しで正解できた、あるいは本当は正解できた問題は「△」
この「△」こそ最優先で復習すべき問題です。ケアレスミスの原因を分析したり、少しの見直しで効率よく解ける問題を増やすことができます。一番時間をかけて、全問やり直しを行います。
 →不正解で、正解するのは難しかったと感じる問題は「×」
この「×」の問題に関しては復習をして、解けるようにするかどうかをまず判断しましょう。志望校の合格ラインと見比べながら、切り捨ててよいのか確認をしていきます。解けるようにする必要があると判断をしても、模範解答を見て理解が難しい場合は、先生に質問をして時間をかけすぎないように復習を行います。

2. 時間の使い方
 →「最後まで解けなかった」「見直しができなかった」など、時間配分の課題をチェックしてみて下さい。
問題構成をあらかじめ知っておけば、この大問にはどれくらい時間をかけようと作戦を立てることができます。初めて受ける形式のテストでも、テストの開始と同時に全体に目を通して、大問毎の時間配分を決めておけば時間不足に陥ることは少なくなると思います。
ただし、想定通りの時間内で解き終えることができないということも多々起こりえます。そうしたときには、全体の時間配分が崩れないように次の問題に進む勇気を持ちましょう。
時間の使い方は工夫と練習次第でいくらでも解決できますが、振り返りなくして改善はありません。問題だけではなく解き方にも目を向けてみて下さい。

■ 最後に
これから冬期講習にかけて、入試に向けた大切な時期になります。
一人ひとりの現状と目標に合わせた指導で、勉強が分かって、好きになって、壁を越えられる子どもたちを増やしていきます。
1対1ネッツでは、模試の見直し指導や個別分析面談を実施中です。
「どこを伸ばせばいいかわからない」という方は、ぜひご相談ください。