
みなさんこんにちは、佐賀エリアです!
大学入試の形式が多様化する中で、推薦入試や総合型選抜を利用して進路を決める高校生が年々増えています。多くの大学では9月〜11月にかけて選抜が行われ、すでに第一次選考が進んでいるところもあります。
佐賀エリアでも、既に推薦入試や総合型選抜入試を頑張ってきたという生徒たちが出てきました。自信を持って受け答えができたと報告をくれた生徒もいて、合格発表が待ち遠しく感じます。
まさに今、この“直前期”の過ごし方が合否を大きく左右します。この記事では、推薦・総合型選抜の特徴と、11月に特に気をつけたいポイントをまとめました。
■ 推薦入試・総合型選抜とは?
推薦入試は学校長の推薦を受けて受験する方式で、成績・欠席数・活動実績が大きく評価されます。一方、総合型選抜は「大学でどう学びたいか」「入学後どんな成長ができるか」を多角的に評価する入試で、書類・面接・小論文・課題提出などが組み合わさります。どちらも“人物重視”の入試方式で、過去の経験を意味づける力と、自分の考えを正確に表現する力が求められます。
■ 11月直前期に必ずやっておくべきこと
推薦・総合型選抜では、11月は最も忙しく、最も差がつく時期です。特に以下の3点に注意しましょう。
1,志望理由書・活動報告書の「最終ブラッシュアップ」
書類の提出を終えていても、面接対策として内容を深く理解しておく必要があります。“書いた内容を説明できるか”が勝負です。文章の背景や自分の気づき、そこからどんな行動につながったのかを、第三者に話せるレベルまで整理しましょう。
2,面接練習は“質”の見直し
面接は練習量だけでなく「伝え方の質」が重要です。本番が近い今こそ、
• 質問の意図を理解できているか
• 志望理由を30秒で簡潔にまとめられるか
• 大学の特徴を自分の言葉で説明できるか
をチェックしましょう。準備していない質問が来ても焦らないよう、汎用的な“思考の型”を身につけておくことも大切です。
3,小論文・プレゼンは“型”と“例”の最終確認
11月は新しいことに手を広げるより、これまでの練習を固める時期です。小論文なら「序論・本論・結論」の型、プレゼンなら「結論→理由→具体例→再結論」の流れを確認し、どのテーマでも慌てずに対応できるようにしましょう。
■ まとめ
今回は大学入試をテーマにしていますが、佐賀県では公立高校入試の2日目の学科試験の後に集団面接が実施されます。来年の3月には、公立高校を受験する中学3年生のみなさんにも必要になる考え方だと思いますので、はやくから意識をしておきましょう。
11月は推薦・総合型選抜においてまさに勝負の時期。書類の読み込み、面接と小論文の最終調整、志望理由の深掘り…どれも「ただやる」だけでなく“質を高める”ことが合格への近道です。ここからの数週間の過ごし方が大きな差を生むので、自分の強みをもう一度整理し、最後まで丁寧に準備を進めましょう。受験生一人ひとりが、自信をもって本番に臨めることを応援しています。



