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都立と私立の違いって?志望校決定前のおさらい!

都立と私立の違いって?志望校決定前のおさらい!

都立と私立の違いって?志望校決定前のおさらい!

こんにちは、上板橋駅前校の富川です。
夏休みが終わりを迎えました。そろそろ受験生のみなさんは本格的に「受験生」という自覚も湧いてきたでしょうか。しかし毎日を忙しく過ごしていると、意外とそういう自覚は湧いてこないものです。「案外すぐ終わっちゃった」という風に。
受験生の自覚が持てていないと、どうなるでしょうか。変にストレスを感じず勉強できているのならそれは素晴らしいですが、途中で急にやる気が出なくなってしまったりもします。
それは、目標が無い不安によるものです。みなさん、志望校はもうお決まりでしょうか?
今回は志望校を考える上で重要な「都立」と「私立」の違いについてお話しします。

☆「入る前」の違い
はじめに、都立と私立では受験の方式が違います。
都立は5教科ですし、私立は3教科です。こう聞くと私立の方が楽そうに聞こえますが、それで安易に私立を選ぶのもご法度です。
なぜなら都立受験は例年基本的に同じ形式、内容で出題されている一方、私立は学校ごとに違う都合上様々なパターンがあります。
対策のしやすさが違う、と言うべきでしょうか。私学は併願すればするほどそれぞれの学校への対策が必要になるため、教科数とはまた違った難しさがあります。

一方で、都立では「内申点」の制度があります。
3年生の2学期の成績から換算される得点であり、合計得点の3割に相当します。
実技教科の点数が多く加算される分、学校での頑張りを力にできますね。

☆「入った後」の違い
次は入った後の違いについてです。
私立高校では近年テスト等で分けられたコース別での学習の取り組みや、学校内に設置された授業サポートや予備校的なシステムを兼ねているところも増えています。
また附属の大学に内部進学として進学できるという特徴もあります。

一方で、都立高校の特徴はその多様さです。
校風が自由なところが多く、様々な目標を持った生徒が集まります。選択肢の広さは大きな特徴ですね。
その広さがゆえに、自分で進路を決めて自分で課題に取り組む力を身に付けることが出来ます。ある意味、生きる上で一番必要な能力かもしれません。

また、授業料以外も含めて経済的にもリーズナブルです。

☆都立/私立に向いている人
まとめとして、それぞれに向いている人についてまとめます。
都立に向いている人は、

・自由な校風、環境で勉強したい
・中学校の成績、頑張りを活かしたい
・能動的に動けるようになり、進路の選択肢の幅を広げたい
という人です。

学校からの勉強のサポートなどこそ多くはない一方で、自由さが武器になります。
そこから幅広い選択肢に対しての向き合い方、というものが身に付きますね。

私立に向いている人は、
・男子高/女子高がいい
・附属の大学に行き、大学受験で進路を左右されたくない
・勉強を自分からやるより学校側に管理してもらいたい
という人です。

単純に都立は共学が基本ですので、別学に行きたい方は私立の中から選びたいですね。
サポートが手厚く勉強へ取り組みやすいものの、その分目標は定められてしまうという一面もあります。

今回は夏の終わりに、志望校選びのおさらいとして私立と都立の違いや特徴について簡潔にお話ししました。
他にも志望校選びにはたくさん考える要素があります。まだ悩んでいるみなさん、ぜひ下記リンクからご相談ください。

気になったところは説明会へどんどん足を運んでみましょう!生徒さん視点、実際見てみるのが一番のモチベーションになったりします(実際に筆者は、高校選びの決め手は窓からの景色でした)。

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