
こんにちは。上板橋駅前校の富川です。
2学期も中盤に差し掛かりましたね。修学旅行や運動会など、何かと忙しい時期です。
受験生のみなさんは最後の学校行事に勤しむ傍ら、勉強も本格的に集中すべき時期になっていますね。タイトルにもありますが、2学期は受験生にとっての「勝負の学期」です。
今回は、今から内申点を上げるために意識すべきことについてお話しします。
☆何より「意欲」
内申点、つまり評定を上げるのに重要なのは「意欲」です。
もちろん定期テストの点数が一番の指標にされるのは疑いようのないことですが、結果に至るまでの過程を評価してもらうのが内申点の目的です。
ではその意欲をどう評価するのか、それは「授業態度・提出物・小テスト」です。
〈授業態度〉
授業態度は、授業をしっかり聞けているかどうかです。寝ているのは問題外です。
積極的に手を上げたり、先生に質問しに行ったり…分かりやすく意欲を示すことができますが、いきなりやれと言われてもハードルが高いのも事実でしょう。
そういう方は先生が話している時はしっかり顔を上げ、頷くなどの反応を示すようにしましょう。板書も大事ですが、ずっと書いていてもあまり評価に繋がりにくいです。
ノートにこだわりたい時は、授業後に加えていくのがオススメです。
〈提出物〉
提出物は、必ず期日に全て間に合わせましょう。ですがそれだけでは成績は上がりません。下がらないだけです。
期日内に出せている人は、出す前に工夫をしていきましょう。ただ板書を映したノートではなく、自分なりの工夫がその科目に前向きに取り組んでいる証明になります。
特に実技科目は主要科目より手を抜く人が多い分、提出物でやる気を見せると高評価に繋がりやすいです。
〈小テスト〉
小テストがある教科は、必ず力を入れて取り組みましょう。
定期テストの一発勝負で挽回が難しいと感じる方は、小テストで高得点を重ねることで好成績に結び付けることが出来ます。
英単語や漢字などは直接実力にも関わってくるため、あまり時間を取れていなかった方はまずは小テスト満点を目指して毎日勉強する習慣をつけましょう。
☆「変化」を見せる
「意欲」を見せるということで3点お伝えしましたが、重要なのは「変化」を先生に見せることです。
最終的に評定をつけるのは誰か。それは結局、各科目の先生方です。
先生の印象が悪ければ、実力があっても評定に上手く結びつかないこともままあります。数字だけで評定を付けられない分は、必ずここに依存します。
もしあまり先生と関わりを持てず、良くは思われてなさそうという方は、先述した「意欲」を見せていくことで「変化」を見せましょう。
少しでも授業に前向きに受け、頑張っている様子を態度や提出物に反映していくことで、先生の印象がガラリと変わることもあります。
頑張っているのに正しく評価されないほど、歯痒いものもありません。
☆「実技科目」に特化!
最後に、内申点を底上げしたいなら「実技科目」を重視しましょう。
ご存じかもしれませんが、実技科目は主要5教科の2倍で換算されます。当日試験をしない分普段の努力が強みになります。
一つ上がるだけでも大きな加点となるので、今学期の期末テストに向けて早めに対策しておくと挽回が狙えるかもしれません。
今回は、内申点を上げるために意識すべきことについてお話ししました。
目に見えづらいところが、内申点に大きく響きます。今一度、自分の学校生活を振り返ってみましょう。
苦手な先生も、案外見方を変えると面白かったりするかもしれません。
