
こんにちは。上板橋駅前校の富川です。
突然ですが、「この科目やる意味ある?」というお話を学生時代にされたことが一度はありませんか?
受験とか関係なく、これは誰しもぶつかる問題ですよね。やる意味が分からない、納得できない内はその教科の勉強に集中できるはずもありません。
実際は各人の将来の夢だったり、正論を聞いても納得できるものとできないものがあったりするので一概に正解を言うことはできないのですが、それでもお子様に「知っておいてほしい」ことってありますよね。
今回は特に学びの基礎をつけておくべきである小学生にフォーカスを当てながら、各教科で大事になってくることについてお話しさせていただきます。
☆絶対必要!な2教科
まず何の教科を勉強しておくべきかという話ですが、これは結構明白です。
算数と英語です。
算数は誰しも一番つまずきやすい科目だと思います。だからこそ慣れておくことが必要です
苦手な人ほど、勉強時間をとりましょう。成功体験がなければ確実に詰んでしまうのがこの教科の恐ろしさです。
英語は早めにアルファベットを書く練習をし、英語の発音に聞き慣れておくのが重要です。
英語が社会で重要視される今、何より早く馴染んでおくことが重要です。
なぜこの2教科が重要なのか?それはこの先、繋がりを切れない科目だからです。
算数と英語だけは、初めのルールが頭にないと先の問題が絶対に理解できない科目です。だからこそ分からないまま授業についていこうとして、苦手意識を持ってしまう人が多いんですね。
一度崩れると取り戻すのが難しい、それが算数と英語です。
☆国語の勉強法は?
繋がりといえば、国語も重要じゃないんですか?と思われたことかと思います。
結論から言えば、もちろん重要です。
ただ、いわば国語は「習慣」の教科なんです。
国語は何より読むのが重要ですが、要約や音読、漢字練習、作文など色々な触れ方があります。これらはどれも、一度やったところで身に付くものはほとんどありません。回数を重ねて初めて効果が表れます。
そのため算数や英語ほど集中的にすべき科目ではない一方で、学習習慣がものを言うのは圧倒的に国語です。
小学生の方は、絶対に宿題だけはしっかりしておきましょう。
逆にそれ以上しすぎるのは習慣が定着しづらくなります。
また、スマホの普及により言葉は「打つもの」になって来ている今、かなり漢字の「書き」が苦手な人が増えています。得意になっておくと、周りと差が付けられますね。
☆理社は興味関心を持つのが重要
国数英に比べ、理社は繋がりが少ないです。
単元ごとの繋がりが薄い分、一度始めたら身に付きやすい科目でもあります。中学生や高校生になってから得意になりやすくもある教科です。
ただ、専門性が高い分興味が持てないと全く手が付けられないのが理社の特徴です。
小学生の理社でもし好きな単元や興味があるところを見つけたら、そこを徹底的にサポートしてあげましょう。
理社で好きなところができると、自分から勉強したり没頭して調べたりする生徒さんも多くいらっしゃいます。
そこに成績が偏ってしまうこともしばしばですが、それは科目数を絞れる大学入試から真価を発揮します。誰にも負けない強みを作りやすいのが、理社という教科です。
今回は各教科で重要なこと、そして小学生のうちにすべきことについてお話ししました。
勉強が好きな子はそうそういないと思いますが、何が大事なのか理解しておくのは重要です。それが見えるだけで取り組み方も変わってきます。
勉強はどんな形でも「やる意味」を見つける(分かる)のが何より重要です!