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夏からできる都立入試対策~英作文の掟~

夏からできる都立入試対策~英作文の掟~

こんにちは、上板橋駅前校の富川です。暑さが増していますね。最近は台風や急な豪雨などお天気模様もご機嫌斜めのようです。

さて、そんな最近のお天気を留学生のマイク君にメールしてみましょう。

「暑さが増してきている」……あの構文を使うのですが、ちゃんと書けますか?

「台風」、「豪雨」あまり見ない単語ですが……自信もって書けますか?

それに「ご機嫌斜め」って……そもそも、それらの文をどう繋げればいいのでしょうか?

当たり前に日本語で使う文も英語で書こうとすると、突然すごく難しくなったりします。

……というわけで、本日は都立入試では毎年恒例、英作文についてお話ししていこうかなと思います。得意な人、あまり多くはいらっしゃらないのではないでしょうか。


☆都立入試の英作文について

都立入試の英作文は大問2番の最後に出題されます。手紙で聞かれたことに対し、自分の考えを3文で答える問題です。2番というのがミソですね。この後待ち構える長文を前にハードな壁が立ちはだかります。ここをどう対策するかが、都立入試英語の鍵です。

☆英作文、そもそもどうして難しい?

一つは時間配分です。英作文は明確な答えを出せません。突き詰めればどこまでも添削してしまう……なんてことになりかねません。英文法や語順を覚えて書く練習まではできても、自分の考えをどのように書くか、どういう順番で書くか、というのを考えるのはまた別の難しさがあります。もう一つは採点のしづらさにあります。先ほども申し上げましたが、英作文は明確な答えを出しにくいです。これは生徒さん視点、かなり面倒に感じていませんでしょうか。採点基準が分からないため、模範解答をただ写すだけになったりします。これではせっかく練習しても半分以下の効果しかありません。

☆今からできる対策は?

一つ目は過去問や英作文の問題を見て、日本語で書くことです。これには何を書こうかと考える発想力を鍛えるとともに、どんな構造で書けばいいか練習することもできます。それができたら、次は英語で書けそうかイメージしてみましょう。実際に書かなくても大丈夫です。

「ご機嫌斜め」……こんな言葉を使っても上手く書けないですよね?中学で習う英単語のみでは、想像の何倍も語彙が限られます。そこで、教科書などでよく見るあのちょっとカタコトな和訳を思い出してください。「私は私の友人とそのレストランへ行きます」「法隆寺は日本で最も古い建物の一つです」のような形で書けば、英語に戻すのも楽にできます。簡単な言葉で、丁寧すぎるくらいの文章で書いてみましょう。

もう一つは誰かに採点してもらう、あるいは採点してもらえる人を見つけておくことです。これは案外すぐには見つからないものです。先生も友達も聞きたい時に聞けないことも多いと思います。

1対1ネッツでは、英作文を始めにそういった「採点しづらい」問題の対策ができます。模範解答を見るだけでは分からない問題も、丁寧に解説いたします。英作文だけでなく、記述問題、数学の証明問題などについても、無料で自習室もご利用可能ですので聞きたいときに質問することが出来ます。

今回は英作文についてお話しさせていただきました。まだ英作文の練習に躊躇いがある、そんな人はぜひ日本語からやってみてください。そして採点してもらえる人についても考えてみましょう。

ちなみに初めのところですが、台風は「typhoon」、豪雨は「heavy rain」ですよ!ただ天気の話は膨らませにくいので、あまり英作文では書かない方が良いかもしれませんね。

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