TOP
>
ブログ
>
「中2生に告ぐ!!」

「中2生に告ぐ!!」

卒業式のシーズンです。ほとんどの高3生の皆さんは、3月1日に卒業を終え、自分の夢ややりたいことを胸に、羽ばたいていくことでしょう。またこれから卒業を迎える中3生や小6生の皆さんも、卒業の準備に励んでいることと思います。

さて、今回は中2生にフォーカスしてお話をします。表題にもありますが、「一年の計…は春分にあり!?」と表して、実は現中2生に告げております。本来の言葉は「一年の計は元旦にあり」ですが、ご存じの通り意味は一年の初めにしっかり計画を立てて、過ごせば、その年はうまくいくという言葉です。中国から伝わった説や戦国時代の武将、毛利元就の言葉とか、諸説ありますが、何事も始めが肝心という意味もあり、とらえ方・使い方の意幅は広くあります。中2生に限ったことではありませんが、あえて「元旦」ではなく「春分」にして、福岡県の中2生に言いたいと思います。このブログで特色化選抜のことを書いて参りました。特色化選抜を採用している高校は一般試験合格者枠が狭まるため実質倍率が高くなることは、過去ブログを読んでの通りです。では、特色化選抜の受験ができる基準となるのは何かというと「内申点」です。各高校によりその基準は異なるのでここで説明は控えますが、「内申点」が合格不合格のカギとなるのは、福岡県公立高校では当たり前です。特色化選抜定員というのは各高校では目安人数として事前に発表されておりますが、ここ数年の傾向では、その定員より多く内定者を出す高校がほとんどです。第5学区の高校では昨年は全員合格かわずか数名の不合格でした。今年は特色化選抜受験者が定員以上に殺到したため、昨年より内定をもらえない生徒が多くおりましたが、それでも、目安人数以上の内定者を高校側が発表しておりました。つまり自分の志望校が特色化選抜を採用していれば、特色化選抜を受験した方が合格しやすいということになり、「内申点」をあげることが早道なのです。

では、「内申点」をあげるためにはどうするか?それは「内申点」に関わるテストは全てマークすることです。「内申点」のベースになるのは定期テストです。そして実力テストも「内申点」の参考になります。順を追うと3学期制であれば1学期中間(実施しない学校もある)・期末テスト、2学期中間・期末テスト、2学期制の学校であれば、前期中間・期末テスト、後期中間テストの4回(3回)です。実力テストは春休み明け課題テスト、夏休み明け課題テスト、10月模試、11月模試の4回です。休み明けの課題テストは休みごとに出題される課題の範囲から出題されます。ということは、中2生が中3生になってすぐのテストから「内申点」に関わるテストなります。ではその課題はいつ配布されるかと言うと中2生終了の終業式です。今年は3月春分後に終業式ですから、その日から「内申点」に関わることになります。だから中2生は来年の成功を勝ち取るために、春休みに入るときから、志望校合格のための計画を立てて、臨みましょう。そのための「一年の計は春分にあり!」です。頑張れ!!!