
ここ最近の東京も5月半ば過ぎとは言え、寒暖の差が激しい毎日です。塾に通う子どもたちも昼間は熱中症対策の服装ですが、夜はひんやりとした風が吹くため、羽織る上着を持参して体温調整をこまめにしながら授業を受けています。講師の皆さんも、生徒の体調を気遣いながらテスト対策を行っている今日この頃ですが、先日の5月18日(土)にネッツYou tube Liveの第2回が実施されました。今回私が担当し、「中学生の定期テストで過去最高得点を取る方法は?」というテーマで話を致しました。その内容を2回に分けてご紹介致します。第一弾と称して、「意識編」「準備編」「実践編」をブログに載せます。是非今後の学習の参考にしていただければと思います。
<意識編>
1「まず、考え方を変える」
最高得点は無理・・・と思わない。無理 とか できない とか思うと、その時点で思考がストップするから。まず自分の考え方を変えること。また「後でやればいい!」の考えをやめること。
2「最初に、総合点の目標を設定する」
総合点で最高得点を目指す。好きな科目や得意な科目だけ伸ばそうと考えない。あくまで総合点で最高得点を取ろうと考えること。
3「次に教科ごとの目標に落とし込んでいく」
そして、教科ごとに、理想の点数を設定していく。あくまで総合点はぶらさない。
沸々とモチベーションが高まってきたら心構えとしてはOK。
<準備編>
1「テスト対策の実行計画を立てる」
テスト日程はあらかじめわかっているので、各科目の対策がだいたい3巡できるように、学習科目の計画を立てること。
2「提出期限がある宿題は早めに済ませる」範囲表や日程表が配られた時点で、期限のあるワークなどの宿題が出されるので、配られた時から始めるのではなく、配られる前からそのワーク等は授業進行に沿って済ませておくこと。
3「暗記科目は前テスト直後の分から復習 」覚えれば即点数につながる暗記科目やその単
元は、とても覚える量が多いため時間がかかる。さらに、反復学習が必要なので、前テストの直後から覚えるための復習をすること。
<実践編>
1「学校授業はノートの取り方を工夫」
学校での授業は、ただ聞いているだけ、や ボーッとしていてはダメ。各科目のノートには必ず日付とページ数を明記し、だいたいノートの右三分の一にメモを取るための欄を確保する線を引くこと。そこの欄には先生が黒板に書いていない内容や情報などメモをすること。あと板書内容の分からない点、疑問点などをメモとして残すようにする。
そのメモをとる行動は、授業中の集中力を切らさない効果がある。また、授業中は覚えているからいいと言って記録しないと、ほぼ忘れる。家で復習しようとしても、結局ノートに書いてあること以外は思い出せない。そういう経験はいくらでもある。だから、メモを取る癖をつけることが、テスト対策時に有効になる。
2「暗記科目は必ず毎日学習する」
ここでいう暗記科目は社会や理科になるが、知識を定着させるには、反復学習が必要。後回しにして、テスト直前になると学習時間が圧倒的に足りなくなる。だから、その日に学校で学習した内容は、少なくとも、重要語句などはその日のうちに暗記するように。一度覚えれば、なかなか忘れないので、再度対策学習時に時間節約になり、別な課題に時間が使える。
3「疑問点があればその場でクリア」
分からない意味や疑問点は、あとで調べようと思わず、できるだけその場で理解するように。後回しにすれば、そのこと自体忘れるので、疑問点はその場でクリア。これ頭の良くなるコツ。
以上になります。次回は英数国理社編になります。乞うご期待!!