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『喜びの声』を続々といただく時期になりました。
合格した生徒たちの「合格体験記」には、合格した瞬間に何を感じたのか、受験勉強を振り返って大変だったこと、その中で自身の成長を感じたところなどが書いてあり、一人ひとりの生徒の頑張りや成長を実感し、日々、感慨に更けているところです。
また、合格した生徒が1対1指導の担当講師と一緒に撮った写真を、保護者様にお送りすることがあるのですが、その際、お返事を頂戴することもあります。
大学に合格したある生徒の保護者様は、通塾し始めた中学生の頃を思い出されながら、数年かけてお子さんが成長されたことを実感されていましたし、勉強と部活の両立を課題としていたある生徒の保護者様は、お子さんだけでなくご自身も必死にサポートされていたことを、一緒に大変な時期を乗り越えられたことを振り返られていました。
合格、不合格に関わらず、受験を通して子どもたちは、勉強はもちろん、勉強以外の様々なことを学び、成長していきます。受験を終えた今、その成長を促進するためのフィードバックができる、人生の中においても本当に貴重なタイミングをむかえています。
フィードバックには「客観的事実を伝えるフィードバック」と、「主観的事実を伝えるフィードバック」があります。
「客観的事実を伝えるフィードバック」
以前と比べてできるようになったこと、変化したこと、結果として表れていることなどを言葉にして伝えることです。なかなか自分の変化や成長は気づきにくいものです。1年前のノートやテスト・模試結果をお子さんと一緒に見返しながら、一つひとつできるようになったことを承認しながら、成長を確認していきましょう。
「主観的事実を伝えるフィードバック」
「客観的事実」を受けて感じたことを言葉にして伝えることです。「Iメッセージ」とも言います。「私は、~を嬉しく思う。私は~をすごいと思う。」など、どの部分に対してどう感じたかをわかりやすく伝えることを意識してみましょう。
これらのフィードバックを受けた子どもたちは、どんな考え方や行動が自分の変化や成長につながったのか、周りの人たちにどんな影響を与えたのかを知ることができます。それらは夢への第一歩を、大きく踏み出すための自信になるのです。
ぜひこの1年を振り返る時間をお子さんととってみてください。