「ご卒業おめでとうございます！」
小学校は6年間、中学校・高校はそれぞれ3年間の中で、身体的な成長とともに、精神的にも能力的にも様々な成長が見られた期間だったのではないでしょうか。
卒業式のお子様の凛々しい姿を見て、涙を流された保護者さんも多いのではないでしょうか。
入学時と比べて、どんなことができるようになりましたか？振り返れば数えきれないくらいの変化・成長を、お子様の中に見ることができますよね。
その中で、目標に向かって実行する力、物事を論理的に考える力、周りの人を巻き込み行動する力、誰かのためにと思考し行動する力など、これからの人生の糧となり、お子様らしく更なる成長をするのに役立つ力が、備わってきていることを振り返ってみていただきたいのです。
これらは、お子様らしく力を発揮できる「強み」となり得るものです。
・目標に向かって実行する力
志望校合格やテストに向かって根気強く勉強をやり遂げたことや、勉強以外でも目標に向かって課題を見つけ、自分で解決することができたなどの経験をしたことがあるお子様は、この力を今後も発揮することができる可能性が高いです。
・物事を論理的に考える力
根拠をもって答えられる、今の行動が何につながっているのか先を見据えて考えることができるお子様は、問題を解決するために必要な情報やモノを準備することや、達成するための計画をしっかりと立てることに長けています。より高度な学習・仕事をしていく上で非常に役に立つ力です。
・周りの人を巻き込み行動する力
クラスやグループの中でリーダーシップを発揮したり、チームの中でみんなを引っ張る行動をしたり、目標に向かってみんなを一つにまとめたことがあるなどの経験をしたことがあるお子様は、この先で「協働社会」の中心人物となれる要素を持っている可能性があります。
・誰かのためにと思考し行動できる力
周りの人が笑顔になるよう、周りの人に親切である、優しくできるというのは、人として本当に大切な力です。誰かの役に立つことを原動力として、何ができるか考えて行動したことがあるお子様は、これからもその力を十分発揮していくでしょう。
お子様はどんな経験をしてきましたか。どのような力が身についてきていますか。
お子様と一緒に振り返り、成長を言葉にして伝えあい、次のステージに進んでいきましょう。
