共通テストまで1週間。福岡県では中学入試が連日行われています。
雪が降るなど寒いですが、受験生の皆様、体調には気をつけて、臨んでください。
個別指導塾の先生達に生徒の成長・変化について聞きました「第二弾」です。
≪小4・男子≫ N・K先生
夏休みに入塾してから、宿題を
忘れることなく毎回やってくることが出来、
小さな成功体験を積み重ねることで
自分が好きな野球と同じくらいに勉強を
頑張ることが出来た。
その子は兄弟で夏休みの短期間の受講で通塾してきました。塾に初めて来た日はとても緊張しており、私が声をかけるだけでもびっくりするほどでした。
初めはかけ算の筆算が出来ない、図形も苦手で公式も覚えておらず、算数が苦手と言っていました。
しかし、こちらが少し説明をするだけで、その子はすらすらと問題を解くことが出来ました。その時に私は少し大げさに褒めました。緊張をほぐす意味もありましたが、その子を見ていると、ただ自分に自信がないだけで、力はあると思ったからです。
その後も1問正解するごとに褒め、間違ったときも決して否定せず、明るく説明を行いました。そうするうちに、表情がどんどん明るくなり、苦手だったという問題にも果敢にチャレンジし、わからない問題にもめげずに取り組むようになりました。
その後、面談でお母様の前で「塾に通いたい」と言い、お母様をびっくりさせていました。そうして、夏休み以降も長期的に通塾いただくことになりました。
今では「算数が好きになった。」と言ってくれ、長い時間でも集中して授業に臨んでくれています。また、野球をやっていて、練習が非常に厳しく時間がタイトな中でも、宿題はしっかりやってきます。毎日、忘れることなく宿題をきちんとやり、1対1指導でわかるようになる。その積み重ねによって、できる単元が増え、算数が好きになったのだと思います。
塾に通っている生徒の中で、「自分はできないから」と決めつけてしまっている生徒がいます。しかし、本当に勉強ができない生徒はいません。
1対1指導で小さな成功を積み重ねていき、自分自身に自信を持つことで、「できない」という決めつけをなくし、勉強の楽しさに全員気付いて欲しいです。