共通テスト1日目でしたね。
大学受験生の皆様お疲れ様です。明日も持っている力を存分に発揮してきてください。
そして、福岡市内では福岡大学附属大濠中学校&福岡教育大学附属福岡中学校の入試でした。
小学生の受験生のみなさん、手ごたえはいかがだったでしょうか。
合格発表まで落ち着かないかもしれませんし、
大濠中が本命の方、まだ受験がが続く方、様々だと思いますが、ひとまずお疲れさまでした。
さて、個別指導塾の先生達に生徒の成長・変化について聞きました「第三弾」です。
勉強とは不思議なものです。一見関係の無い、遠回りのように見えて・・・
≪小4・男子≫ Y・S先生
質問の内容が細かすぎ、普段の学校の勉強とは
関係の無い質問が多かった生徒で、学校の先生が
まともに質問に答えてくれなかった。
だが、塾の担当講師が1つ1つ丁寧に
向かい合ったことで、やる気がアップし、
自主的に学習するようになった。
入塾当初は、成績があまり良くない生徒でした。特に算数が苦手な生徒で、塾では算数を勉強することにしていました。自分から進んで勉強をしない生徒で、保護者の方も手を焼いていらっしゃいました。
その生徒さんは化学が好きで、自分の興味がある分野をとことん追求したいという欲求を持っていました。しかし、学校の先生からは「そんな所を気にするより、もっと大事なことがある」といった形で注意されており、正面から疑問をぶつけることができませんでした。
本人としては、自分が気になることを脇に追いやられたことで、逆に本当に必要な勉強が手につかないぐらい気になってしまっていたようです。
そんな悩みを塾の講師が解決しました。化学的な分野に興味を持っていた生徒でしたので、細かな専門的に質問にも即座に応えられる、理系の講師を担当にしました。初日の指導が終わる時間になっても机から離れないので、声をかけに行ったところ、「今日たくさん算数以外の質問をしたから、その分残って勉強したい!」と。そのことをお迎えに来てくださっていたお母様にお話ししたところ、非常に感激下さり、いくらでも待つので、好きなだけ勉強させてください、とお言葉を頂戴しました。結局は指導時間が終わって、2時間ほど自主勉強をした後、満面の笑みで帰っていきました。
後から伺った話ですが、生徒からの様々な質問に全て答えていったため、算数の授業が予定通りに進まなかったことを受け、次の指導でも、たくさんの質問ができるようにその日の分の残りと、翌週の範囲まで予習をしていたそうです。
子供たちの真剣な声に耳を傾け、きちんと向き合った結果、人間同士の信頼関係に発展し生徒の勉強へのやる気を引き出すことができました。