今週は今季最強寒波で、雪も降り、寒すぎますね。皆さん体調もにお気を付けください。
福岡県では今週は公立高校特色化選抜の合格発表・私立高校の一般入試、
西南学院大学・福岡大学をはじめ、私立大学入試がありました。本日もあっていますね。
受験生の皆さんがベストを尽くし、良い結果を勝ち取ることが出来ますように。
さて、前回から少し空きましたが、”個別指導塾の先生達に生徒の成長・変化について聞きました”の「第5弾」。中学生の生徒のことです。
≪中2・男子≫ M・K先生
1対1指導でわからない問題をわかるまで
何度も聞く努力をした。
家庭での学習(宿題)を継続した。
数学の点数アップで、「他の科目も頑張れる」と
言えるようになった。
入塾したのが中1の3月でした。数学・英語がとにかくわからず、、学校の定期テストでも2年生の1学期までは10点~20点という状態で、受験についても「公立高校は難しいですよね」と後ろ向きな質問が出ていた状態でした。転機となったのは夏休みの夏期講習の1対1指導で1年生内容から復習したことでした。1対1指導でわからないことを何度も聞き、家では問題を解くことで少しずつ力をつけていきました。2学期に入ると、学校内容を中心に進めるようになりましたが、復習の効果もあり、2学期の中間テストで数学が40点台、期末テストで70点台にまで点数をジャンプアップさせました。2学期の面談では本人は「数学がわかるようになった。勉強が楽しくなってきた。」という勉強に対して前向きな発言をするようになりました。また、「テストの点数がのびるにつれて、家庭での学習時間も増えていった」とも話していました。そして、学年末テストでは図形などの難しい単元が多い中、数学で2学期期末テストを上回る80点台を獲得しました。1学期の点数と比較して数学だけで66点UP!本人もお母さんも私自身も数学の点数がのびたことをとても喜びましたが、それ以上に私がうれしかったのは数学の成功体験を自信に変えて、他の科目の勉強も前向きに取り組めるようになった点でした。
この生徒は次の目標を見据え、慢心することなく勉強に打ち込んでいます。春の面談では「来年は他の教科も数学と同じように点数アップをさせて、公立高校に合格したい」と自分から目標を話してくれました。ちなみに他の科目でも10~20点の点数アップをしています。それでもさらなる高い目標を設定して頑張ることができるようになったことにこの1年間の生徒の成長をみることができたと思っています。さらなる成長と志望校合格に向けて、今後も一緒に頑張っていきましょう。
中学校の数学の単元や内容に詳しい方にはすごさがより伝わるかと思いますが、一般的に1学期のテストの方が内容的に点数がとりやすく、2学期以降のテストの方で大きく点数を伸ばすのは簡単なことではないですよね。そこで点数アップしていくというのは本当の力がついたことだと言えると思います。
一見自分には難しいと思えることも、やり方・コツをつかみ、自分にあった効果的な学習を進めていくと結果に繋げられるということですね。