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子どもの「強みを活かす」とは…

子どもの「強みを活かす」とは…

自分の子どもの「強み」は何ですか?…と聞かれて、どのような行動や性格の部分を思いつきましたでしょうか。

人は、生まれながらに持って生まれた特性「資質」によって考え方や行動の傾向、好きなことや嫌いなこと、得意なことや苦手なことが違っているようです。

この「資質」に着目し、「強み」として活かそうとするのが、コーチングによる人材育成の考え方です。

子どもの基本的な「資質」を理解した上で接していくことが、「強みを活かす」ことにつながります。

生徒一人ひとりに合わせた指導を目指す当塾においては、「生徒タイプ別指導法」を講師教育の中に組み込んでいます。
担当生徒はどんな資質を持っていて、どう活かすと成績アップできるのか、成長を促進させることができるのかを考え、一人ひとりに寄り添うことにこだわっています。

本日は「タイプ分け」したものの一部をご紹介します。

勉強に前向きで明るく元気な子

向上心や好奇心を活かして、子ども自身で決めたことを、最後までやり抜く力・粘り強さを強化するため結果や成長の「承認」にこだわり、目標達成までサポートします。

勉強に真面目に取り組むおとなしい子

安心して子ども自身の言葉で話ができる環境を整え、確実性や真面目な部分を活かして、「一緒に頑張ろう」と寄り添い、スモールステップで成功体験を積んで自信が持てるようサポートします。

勉強は苦手だけど明るく元気な子

柔軟性や前向きさを活かして、一緒にヴィジョンを描くことを楽しみ、ゲーム性を取り入れるなどして勉強をする時間が楽しいと思えるようサポートします。集中する時間とそうではない時間のメリハリをつくります。結果よりもプロセスや人間性を「承認」することを意識します。

勉強は苦手でおとなしい子

できそうな目標を掲げて、具体的な行動計画を一緒に考えます。独自性や思慮深さを活かして、どうやったらできるかを十分な時間を与えて思考し、言葉にしてもらいます。考え過ぎて行動できない場合が多い傾向があるため、まず自信があるものから取り組むようサポートします。

保護者からマイナスに見える考え方や行動も、実は子どもの成長を促進するための「強み」となり得る「資質」であるかもしれません。その「資質」をどう活かすと、より良くできるのか、よりうまくいくのか…、日々観察してみませんか?

「強み」を活かして成長していく子どもの姿がイメージできましたか?