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夏~秋の模試・テスト直前対策&結果活用方法!

夏~秋の模試・テスト直前対策&結果活用方法!

夏休み終わりや新学期早々、模試や実力テストが行われる方も多いと思います。

今回は、テストの直前の学習、テスト後の結果の活用方法についてお話していきます。

 

この夏休みはみなさん、いかがだったでしょうか?これまでになく学習した!という人、宿題に追われてしまってあっという間だった!と言う人、中には夏休みをやり直したい・・!という人もいらっしゃるかもしれません。

 

夏の終わりから秋にかけて、模試や実力テストが増えてきます。

これらのテストではこれまでの総復習になっているため、夏にしっかり取り組めた人は、「見たことがある!」「やったことがある!」という問題も増えているかもしれません。しかし、その分、テストの時間配分がうまくいかなかったり、うろ覚え状態の問題で確実な得点につながらなかったりという「惜しい問題」が増え、悔しい思いをする生徒さんの姿もこの時期多く見かけます。

また、夏も部活などで忙しく十分に学習時間が取れなかった人は、模試や実力テストをうまく活用していくことで、効率よくこれまでの復習・定着をしていくことも可能です。

 

◆テスト直前の学習方法

できなかった問題ができるようになってこそ、テストの得点はアップします。テスト直前は、忘れている問題やまだできない問題よりも、「もう少しでできそうな問題」の確認を中心に行いましょう。

特に、夏にしっかり取り組めた人は、「夏休み前はできていなかったけれど、夏休み中にできるようになった問題」を確実に得点できるよう取り組みましょう。単純暗記問題では、せっかく学習して覚えた単元で失点しないよう、夏休み中に覚えた語句や間違った問題を中心に取り組みます。

 

◆テスト中のポイント

テスト中にも得点を上げるポイントがあります。

時間を意識して確実に解ける問題を中心に、最後まで解き切りましょう。解けそうな問題はそこからです。さらにまだ解けそうな問題があったとしても、少なくとも最後の5分は必ず見直しに時間を取るようにしましょう。すでに解いている問題で失点をしないことが重要です。

夏にしっかり取り組めた人ほど、見たことがある問題、できそうな問題が増えていることで、これまでは解けなかった問題にも時間を取られ、時間が足りずに終わってしまったということが起きやすいので要注意です。

 

◆テスト直後の学習方法

テストが返ってきたら、中身を分析し、今後に活かします。

解けそうだった問題、解けなかった問題はやり直しノートを作成しストックします。やり直しノートは、自分が間違えた問題・解答・解法のポイントなどを載せたまとめノートです。入試まで継続していくと、自分の弱点とその対策が詰まったオリジナルノートが出来上がり、どんな参考書よりも有用なアイテムになるでしょう。

特に、これから学習を開始する人は、模試の結果を活用することで、復習を行うための優先順位をつけることができます。

できそうだった問題は、再度復習をして完ぺきにする。できていない単元を教科書や問題集でやり直すなど、効率よく学習をするための材料として活用していきましょう。