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鹿児島県の高校入試情報

鹿児島県の高校入試情報2025(令和7年度)

鹿児島県公立高校入試変更点

・鹿児島女子高校の学科が、令和7年度から以下のように再編・新設されることに。
1)「商業科」「情報会計科」→「ファイナンシャルビジネス科」「スポーツビジネス科」「ビジネスデザイン科」
2)「生活科学科」→「ファッション・フードクリエイト科」「ライフ・スポーツ科」

鹿児島県公立高校入試日程

選抜方式1
一般入学者選抜
検査日
2025年3月5日(水)国語、理科、英語/3月6日(木)社会、数学
合格発表日
2025年3月13日(木)
備考
2025年3月11日(火)に追加の選抜を実施(令和7年度から導入) 
選抜方式2
推薦入学者選抜
検査日
2025年2月4日(火)面接、作文等
合格発表日
2025年2月10日(月)
備考
選抜方式3
楠隼高等学校選抜
検査日
2025年2月4日(火)楠隼独自選抜検査
合格発表日
2025年2月7日(金)
備考
選抜方式4
第二次入学者選抜
検査日
2025年3月21日(金)面接、作文等
合格発表日
2025年3月24日(月)
備考
一般入学者選抜合格発表時に、第二次入学者選抜実施校、実施学科、募集定員等も併せて発表

鹿児島県公立高校入試

鹿児島県公立高校入試一般入学者選抜 概要

【内申点】:計450点満点
※第3学年の記録を、次の通り点数に換算する。
・5教科(国数英理社):5段階×2倍×5教科=50点満点
・4教科(音楽、美術、保健体育、技術家庭):5段階×20倍×4教科=400点満点
【学力検査】:計450点満点
・5教科(国数英理社):90点×5教科=450点満点

鹿児島県公立高校入試推薦入学者選抜 概要

入学定員の10~80%以内。原則として普通科は10%以内、専門教育を主とする学科(商業科等)は30%以内とされているが、各高校によって定められる。音楽、美術、体育といった実技中心の学科は50~80%と高め。
学力検査を実施せず、推薦書、調査書、面接、作文等を総合して選抜される。部活動や生徒会活動など学力検査では測れない中学時代の取組みを積極的に評価される。
【前年度からの変更点】
※今年度から、各高校が以下の3つから選択して実施される。
1)従来通り学校推薦2)自己推薦(学校推薦不要)3)学校推薦と自己推薦の両方

鹿児島県公立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3
計算式: 0点
計算式: 0点
計算式: 450点

鹿児島県高校入試個別相談

鹿児島県の高校入試の情報・傾向の解説、学習方法・塾での対策など個別相談会を受け付けております。お気軽にご利用ください。

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令和6年度 鹿児島県公立高校入試 一般入試出題傾向と対策

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
27点
計算・小問(基本)
計算や図形の基本問題中心
17点
小問集合
作図を含む図形、グラフ、確率、方程式の利用等が出題
18点
データの活用
資料の整理・データの活用の単元は頻出
12点
関数の利用
身近な事象を元にした出題が増加傾向
16点
平面図形
証明など、平面図形の応用問題

対策

①大問1は確実に満点を取れるようにしたい。各単元の公式や定理を使って、パターン問題を確実に解けるように練習を積み重ねることで、大問2は勿論、大問3以降も最初の小問1~2題まで得点することが可能になる。
上位3校を目指す場合、数学を得点源にしたい場合は、大問3以降でもある程度得点したい。そのためには、以下の取り組みが必要。
※関数とグラフ→座標を、文字を使って表す問題への対応
※関数の利用→文章問題部分の内容がグラフ上で表せるようになる
※平面図形・空間図形→特殊な図形における求積問題など

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
25点
リスニング
話の概要、要点を聞き取る力を見る問題、正確に単語の発音を聞き取る問題や聞き取った内容に関する英語の質問に英語で答える総合的な活用力を見る問題が出題された
23点
対話文読解・英作文
基本単語や文法知識が問われる。英作文は4つのイラストのストーリーを25~35語の英語で書く問題が引き続き出題された
17点
読解問題(資料の読み取り・要点把握)
資料と英文を照らし合わせて答える問題や、英語で書かれた新聞記事の要点を問う問題が出題された
25点
長文読解
プレゼンテーションの英文に関する問題。スライドの空所を補充する問題、読み取った情報からグラフを選択する問題、読み書きを関連付けた思考力及び表現力を見る問題が出題された

対策

①読解問題の比重が大きいため、語彙力不足は致命的。本格的な読解練習に入るまでに、教科書レベルの英単語はすべて即答できるように覚えておくこと。
②リスニングは全体の4分の1以上の配点を占めるため、きちんと対策しておくことが必要。英検にチャレンジするのもおススメ。③大問2の比較的長めの英作文は、Eメールの返信文や4コマイラストのストーリーを書く形式など、様々な形式で出題されるため、パターン練習をして慣れておくこと。

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
14点
漢字
漢字の読み書き問題、総画数に関する問題が出題。確実に得点につなげたい。
26点
説明的文章
本文を基に生徒がまとめたノートやスライドについて答える問題。求められている情報を的確につかむ必要がある。
18点
古文
本文をもとにした生徒たちの話し合いを活用して、内容を読み取ることがポイント。
23点
文学的文章
登場人物の言動の意味や心情を、文章から読み取り、表現する力が求められた。
9点
作文
問題文中で与えられた状況を理解し、複数資料を参考にしてその資料の内容と課題解決の方法を書く力が求められた。

対策

①説明的文章や文学的文章は、傍線部の近くだけを読んでいても正しい解答にはたどり着けない。重要な部分とそうでない部分とで強弱をつけながら全体を読んだ上で設問に答える訓練を日ごろから積んでおくこと。
②古文は、何となく内容を理解しただけでは×。自分の言葉で説明できるレベルになるまで、1つの文章を何度も読み、試験で表現する力を身につけておく。
③作文は様々なテーマについて自分の意見を書き、それを第3者に読んでもらうこと。得点源にしやすい単元。

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
18点
4分野総合問題
4分野の小問集合。
18点
地学分野
大地の変化・天気・天体のうち2単元が、年度ごとに満遍なく出題されている。
18点
化学分野
実験を題材に、表やデータを基に需要語句を答えさせる問題、計算問題、事象を説明させる問題が出題されている。
18点
生物分野
細胞のつくり、生殖等知識を正しく身につけておけば、満点も充分狙える。
18点
物理分野
電流と仕事・エネルギーの融合問題に近い出題。計算公式と知識の両方が求められる。

対策

苦手なところをきっちり得点することが理科全体の得点アップのコツです。
【暗記が苦手な人】
・生物のつくりとはたらきを覚える:ヒトのからだ、植物の花・葉・茎・根など
・岩石や物質などの特徴を「区別して」覚える:気体、単体と化合物(化学式まで)、岩石・化石、前線・気圧など
【計算が苦手な人】
・資料から数値を読み取ることに慣れる:表、棒グラフ、直線or折れ線グラフ、散布図
・基本的な計算公式を覚えて使える用にする:資料から読み取った数値を公式に当てはめて計算できればバッチリ。

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
31点
地理総合
Ⅰは世界地理7問、Ⅱは日本地理6問出題。Ⅰ・Ⅱそれぞれの最後の小問には、図・表・写真等の複数資料から必要な情報を読み取り、理由を記述する問題が出題された。
31点
歴史総合
Ⅰは古代から近世までの範囲、Ⅱは近代以降の範囲で各6問出題。資料や略年表・データをもとに、知識や時代の流れを問う問題が中心。それぞれ最後の小問では、風刺画・表・グラフ等の複数資料をもとに、指定語句を使っての記述問題が出題。
28点
公民総合
Ⅰは政治分野、Ⅱは経済分野を主に出題。いずれも中学生の授業活動をもとに、重要事項に関する知識を問う問題。Ⅰ・Ⅱそれぞれの最後の小問には、複数の資料から必要な情報を読み取り、それらを活用して説明する問題が出題された。

対策

・地図や表・グラフ・写真などの資料から必要な情報を読み取る問題が必須。早めに資料の読み取りや記述問題に着手し、演習量をこなしていくことが必要。
・歴史は出来事を時代順に並び替える問題が頻出。重要語句・出来事を、ただの暗記に留めず、その背景・理由を、時代の流れに沿って押さえていくことが必要。
・各大問のⅢは、与えられた条件を踏まえて記述する問題が出題されている。普段から自分の言葉で説明する練習を積み重ね、ここで点数を拾えるようになれば、社会を得点源にすることが十分可能。

令和6年度入試 鹿児島県公立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
一般選抜倍率
推薦選抜倍率
鶴丸
普通
320
1.28
1.24
甲南
普通
320
1.43
1.48
鹿児島中央
普通
320
1.51
1.39
鹿児島玉龍
普通
129
1.32
1.47
武岡台
普通
240
1.22
1.26
武岡台
情報科学
80
1.38
1.28
鹿児島南
普通
160
1.19
1.12
鹿児島南
商業
80
1.18
1.06
鹿児島南
情報処理
40
1.37
1.25
鹿児島南
体育
40
0.75
1.38
松陽
普通
240
1.09
1.14
錦江湾
普通
160
0.90
0.75

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