1.県内には「県北」「県央」「県南」の3つの学区があり、県立高校(全日制)の普通科に適用されている。※湧心館高と普通科のコースを除く。※普通科のコースとは(理数・英語・体育など普通科に設けられた各コース)
2.次については、県内全域が通学区域になっている。◇全日制の専門教育を主とする◇総合学科(翔陽高)学科(工業・商業・農業・水産などの専門学科)◇湧心館高の全日制普通科◇定時制課程
3.通学区域(学区)外から出願する生徒に対しては、入試の際、「入学者選抜学区外枠」が適用される。これは募集人員に対し、13%と定められている。例)募集400人の場合→52人例)募集280人の場合→36人
4.後期(一般)選抜では数学と英語で選択問題が含まれている。志望校によってAとBのどちらを解答するかは決められており、高校側から指定がされる。おおよそ偏差値50を基準としてそれよりも偏差値の高い高校は難しいB問題を指定される傾向にある。
1.合格したら入学が条件
前期(特色)選抜には、出願にいくつかの制限がある。
◇出願は1校に限り、第2志望を認められない。◇1度出願した場合は変更できない。◇合格した場合、必ず入学する。など
2.学校独自検査を実施 (高校ごとに異なる)
【県立高校普通コース以外&市立高校の全学科で実施される】
例.熊本第一高校・普通科英語コース →英作文5割、集団面接3割、調査書2割
熊本県立高等学校入試(一般選抜)では、・調査書の評定(内申点)・学力検査などが資料となる。
【調査書の評定】1年生及び2年生の評定+3年生の評定を2倍したもの
【学力検査】5教科各50点の合計250点満点
熊本県公立高校 調査書(内申書)配点:
① 学力検査を行う5教科(国語、社会、数学、理科、英語)については、教科ごとに、第1学年及び第2学年の評定に、第3学年の評定を2倍したものを加 えて合計し、さらに、その合計点を、学力検査の得点を用いて補正する。 (別表を参照)
② 学力検査を行わない4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭)については、教科ごとに、第1学年及び第2学年の評定に、第3学年の評定を2倍した ものを加えて合計する。
③ ①で補正した5教科の合計点に、②の4教科の合計点を加えて総計点を算出 する。 (ウ) 受検者の中で、(ア)の学力検査の順位、(イ)の評定の順位が、ともに募集人員以 内にある者を対象に、第1選考として、その中から合格者を決定する。 (エ) 第1選考での合格者数が募集人員に満たない場合、各高等学校長は、選考の選抜基準を定め、第1選考の合格者以外の者の中から残りの合格者を決定する。
【通学区域について】「県北」「県央」「県南」の3区域に分かれる(熊本市は県央)
県北:荒尾市・玉名市・山鹿市・菊池市・阿蘇市 等
県央:熊本市・合志市・宇土市・宇城市・菊陽町・益城町・御船町・甲佐町等
県南:八代市・水俣市・天草市・上天草市・人吉市 等
◆県内全員が通学区域(どの区域からでも自由に受験可能)
→実業系高校、定時制高校、総合学科(翔陽高校) 湧心館高校、普通科の高校
◆入学者選抜学区外枠
通学区域外から出願する生徒は、「入学者選抜学区外枠(募集人員の13%)」が適用(必由館高校、千原台高校は市立高校で、別規定あり)。
傾斜配点のある学校(県央学区)
※熊本第一高校 普通科英語コース:英語の得点が2倍(300点満点)
※熊本第二高校 理数科:数学・理科の得点を2倍(350点満点) 美術科:学力検査(250点)+実技試験(100点)=350点満点
※熊本北高校 理数科:数学・理科の得点を2倍(350点満点)
※東稜高校 普通科国際コース:英語の得点を2倍(300点満点) 普通科理数コース:数学の得点を2倍(300点満点)
高校ごとに第1選考(調査書)後の選抜基準が異なる。
(例)
・熊本高校
学力検査を行った5科目の得点を5倍した点数と、第1選考で使用した評定の総計点とを合計し、合計点の高い順に順位をつけたものを選抜の主たる資料とする(学力検査>調査書)
・熊本西高校普通科スポーツコース
実技試験の得点合計を選抜の主たる資料とし、学力検査及び調査書を参考として総合的に選抜を行う(実技>学力検査・調査書)
※高校受験する人は全員、まずは基礎問題(大問1・2)が正確に解けるまで練習を繰り返す
※偏差値50以上の高校を受ける人は、文章題や証明など過程の記載が求められる問題の練習を積んでおく
※時間内に解き終わるスピードをつける(タイマー活用などが効果的)
※単語は「発音」「スペル」「意味」をセットで必ず覚える
※1・2年の文法復習は夏までに完了させておく
※正しい時間配分を覚える(対話文は10分以内、長文は10~15分)
※読解の学習は「音読」を取り入れる
※資料や文章を「図式化」「文章でまとめる(部分的に言い換える)」力を身につける(特に四高志望者)
※知識は覚えるだけでなく活用(暗記だけでなく問題練習は必須!)
※実験・観察の内容は詳細まで把握しておく(基礎知識だけでとれる問題はあまり無い)
※過年度の積み残しをなるべく少なくしておく(受験対策の負担が変わる)
※地理は地図・地形図、歴史は年表をベースに学習すること!(地図・地形図・年表をベースにした出題が多い)
※時事的な話題や社会問題・社会現象などにもなるべく触れておくこと
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