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熊本県の高校入試情報

熊本県の高校入試情報2025(令和7年度)

熊本県公立高校入試変更点

※市立必由館高校後期入試でマークシート式を導入(千原台高校は昨年度より導入)
※募集定員は県北地区で40名減(阿蘇中央高校が1学級削減)

熊本県公立高校入試日程

前期入試
学校ごとの独自検査選抜
出願受付日
2025年1月21日(火)〜1月24日(金)正午まで
検査日
2025年2月3日(月)
内定通知日
2025年2月10日(月)
合格発表日
2025年3月12日(水)
後期入試
一般選抜
出願受付日
2025年2月12日(水)〜2月17日(月)正午
検査日
2025年3月4日(火)・3月5日(水)
合格発表日
2025年3月12日(水)
追検査
やむを得ない事情で後期選抜の学力検査を受験できなかった者
出願受付日
2025年3月4日(火)〜3月7日(金)16時まで
検査日
2025年3月13日(木)
合格発表日
2025年3月17日(月)
二次募集
倍率が1倍に満たない高校が実施可能
出願受付日
2025年3月13日(木)〜3月18日(火)16時まで
検査日
2024年3月19日(水)
合格発表日
2024年3月24日(月)

熊本県公立高校入試

1.県内には「県北」「県央」「県南」の3つの学区があり、県立高校(全日制)の普通科に適用されている。※湧心館高と普通科のコースを除く。※普通科のコースとは(理数・英語・体育など普通科に設けられた各コース)
2.次については、県内全域が通学区域になっている。◇全日制の専門教育を主とする◇総合学科(翔陽高)学科(工業・商業・農業・水産などの専門学科)◇湧心館高の全日制普通科◇定時制課程
3.通学区域(学区)外から出願する生徒に対しては、入試の際、「入学者選抜学区外枠」が適用される。これは募集人員に対し、13%と定められている。例)募集400人の場合→52人例)募集280人の場合→36人
4.後期(一般)選抜では数学と英語で選択問題が含まれている。志望校によってAとBのどちらを解答するかは決められており、高校側から指定がされる。おおよそ偏差値50を基準としてそれよりも偏差値の高い高校は難しいB問題を指定される傾向にある。 

熊本県公立高校入試前期(特別)選抜 概要

1.合格したら入学が条件
前期(特色)選抜には、出願にいくつかの制限がある。
◇出願は1校に限り、第2志望を認められない。◇1度出願した場合は変更できない。◇合格した場合、必ず入学する。など
2.学校独自検査を実施 (高校ごとに異なる)
【県立高校普通コース以外&市立高校の全学科で実施される】
例.熊本第一高校・普通科英語コース →英作文5割、集団面接3割、調査書2割

熊本県公立高校入試後期(一般)選抜 概要

熊本県立高等学校入試(一般選抜)では、・調査書の評定(内申点)・学力検査などが資料となる。
【調査書の評定】1年生及び2年生の評定+3年生の評定を2倍したもの
【学力検査】5教科各50点の合計250点満点 

熊本県公立高校 調査書(内申書)配点:
① 学力検査を行う5教科(国語、社会、数学、理科、英語)については、教科ごとに、第1学年及び第2学年の評定に、第3学年の評定を2倍したものを加 えて合計し、さらに、その合計点を、学力検査の得点を用いて補正する。   (別表を参照)
② 学力検査を行わない4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭)については、教科ごとに、第1学年及び第2学年の評定に、第3学年の評定を2倍した ものを加えて合計する。 
③ ①で補正した5教科の合計点に、②の4教科の合計点を加えて総計点を算出 する。 (ウ) 受検者の中で、(ア)の学力検査の順位、(イ)の評定の順位が、ともに募集人員以 内にある者を対象に、第1選考として、その中から合格者を決定する。 (エ) 第1選考での合格者数が募集人員に満たない場合、各高等学校長は、選考の選抜基準を定め、第1選考の合格者以外の者の中から残りの合格者を決定する。

熊本県公立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3
計算式: 5点×9教科=45点
計算式: 5点×9教科=45点
計算式: 5点×9教科×2倍=90点

学区

【通学区域について】「県北」「県央」「県南」の3区域に分かれる(熊本市は県央)
県北:荒尾市・玉名市・山鹿市・菊池市・阿蘇市 等
県央:熊本市・合志市・宇土市・宇城市・菊陽町・益城町・御船町・甲佐町等
県南:八代市・水俣市・天草市・上天草市・人吉市 等 
◆県内全員が通学区域(どの区域からでも自由に受験可能)
→実業系高校、定時制高校、総合学科(翔陽高校) 湧心館高校、普通科の高校
◆入学者選抜学区外枠
通学区域外から出願する生徒は、「入学者選抜学区外枠(募集人員の13%)」が適用(必由館高校、千原台高校は市立高校で、別規定あり)。 

傾斜配点のある学校(県央学区)
※熊本第一高校 普通科英語コース:英語の得点が2倍(300点満点) 
※熊本第二高校 理数科:数学・理科の得点を2倍(350点満点) 美術科:学力検査(250点)+実技試験(100点)=350点満点 
※熊本北高校 理数科:数学・理科の得点を2倍(350点満点) 
※東稜高校 普通科国際コース:英語の得点を2倍(300点満点) 普通科理数コース:数学の得点を2倍(300点満点)

高校ごとに第1選考(調査書)後の選抜基準が異なる。
 (例)
・熊本高校
学力検査を行った5科目の得点を5倍した点数と、第1選考で使用した評定の総計点とを合計し、合計点の高い順に順位をつけたものを選抜の主たる資料とする(学力検査>調査書) 
・熊本西高校普通科スポーツコース
実技試験の得点合計を選抜の主たる資料とし、学力検査及び調査書を参考として総合的に選抜を行う(実技>学力検査・調査書)

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令和6年度 熊本県公立高校入試 一般入試出題傾向と対策

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
10点
計算問題
正負の数、文字式、平方根
16点
小問集合(AB選択有)
方程式、求積、作図、確率、規則性など
6点
データの活用
箱ひげ図、資料の活用
6点
空間図形
三角錐の体積、線分の長さ、線分比
6点
2乗に比例する関数(AB選択有)
定数・座標・グラフの式を求める図形面積を求める
6点
平面図形(AB選択有)
相似証明の問題、線分を求める問題

対策

※高校受験する人は全員、まずは基礎問題(大問1・2)が正確に解けるまで練習を繰り返す
※偏差値50以上の高校を受ける人は、文章題や証明など過程の記載が求められる問題の練習を積んでおく
※時間内に解き終わるスピードをつける(タイマー活用などが効果的)

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
12点
リスニング(AB選択有)
イラスト、対話、長めの対話文など
13点
文法、短文問題
空欄補充、語句整序など
10点
対話文読解
生徒3人と教師1人の対話
10点
長文読解(AB選択有)
A:空欄補充 B:英作文
5点
条件英作文(AB選択有)
A:空欄補充 B:英作文

対策

※単語は「発音」「スペル」「意味」をセットで必ず覚える
※1・2年の文法復習は夏までに完了させておく
※正しい時間配分を覚える(対話文は10分以内、長文は10~15分)

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
9点
漢字・語句・文法
同音異義語、総画数、修飾、動詞の活用など
12点
話す・聞く
発表原稿+ディスカッション
11点
論説文
文章の内容を図式化、具体化する問題
10点
小説
心情、内容理解、内容の図式化・文章記述など
8点
古文
現代仮名遣い、主語を見つける、内容理解

対策

※読解の学習は「音読」を取り入れる
※資料や文章を「図式化」「文章でまとめる(部分的に言い換える)」力を身につける(特に四高志望者)

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
13点
生物分野
細胞の観察、ヒトのからだのはたらき
12点
地学分野
太陽系、月の見え方、天気図(前線・気圧)
13点
化学分野
水溶液の性質・溶解度、電気分解
12点
物理分野
磁力、圧力、エネルギー、電流回路

対策

※知識は覚えるだけでなく活用(暗記だけでなく問題練習は必須!)
※実験・観察の内容は詳細まで把握しておく(基礎知識だけでとれる問題はあまり無い)
※過年度の積み残しをなるべく少なくしておく(受験対策の負担が変わる)

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
9点
世界地理
緯度、資料読み取り、各地の地形・文化
8点
日本地理
日本の地形、気候、産業
8点
近世までの歴史
政治史、文化史(特に近世の文化)
9点
近代以降の歴史
政治と外交(日清日露~戦後)
8点
政治
裁判所、内閣、人権、法律
8点
経済・現代社会
企業、市場、為替、労働者

対策

※地理は地図・地形図、歴史は年表をベースに学習すること!(地図・地形図・年表をベースにした出題が多い)
※時事的な話題や社会問題・社会現象などにもなるべく触れておくこと

令和7年度入試 熊本県公立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
前期(特別)選抜倍率
後期(一般)選抜倍率
熊本
普通
400
1.50
済々黌
普通
400
1.48
熊本第一
普通
320
2.05
熊本第一
普通科英語
40
8.50
1.60
熊本第二
普通
320
1.54
熊本第二
理数
40
5.05
1.75
熊本第二
美術
40
2.55
1.15
熊本北
普通
280
1.49
熊本北
理数
40
4.15
2.60
熊本北
英語
40
2.10
1.00
東稜
普通
280
1.08
東稜
普通科国際
40
2.45
1.25
東稜
普通科理数
40
2.15
0.90
熊本商業
全学科合計
360
2.72
1.71
熊本工業
全学科合計
400
2.55
1.70
必由館
文理総合文理
245
3.06
2.20
必由館
文理総合芸術
30
2.80
1.20
必由館
文理総合生活
30
2.47
1.27

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