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長崎県の高校入試情報

長崎県の高校入試情報2025(令和7年度)

長崎県公立高校入試変更点

〇入試選抜方法の変更点 
前期選抜・後期選抜 → 特別選抜・一般選抜・チャレンジ選抜
〇調査書の変更点
1,記載事項のうち、「卒業後の状況」、「海外での教育歴」、「志願校名」、「既受検校名」、「特技」、「選択教科」の欄を削除
2,評定のみならず学びの過程を重視する観点から、観点別学習状況の「主体的に学習に取り組む態度」を他の項目より比重を高めて評価
3,不登校生徒が増加していることを踏まえ、一部記載方法を変更
〇学力検査の変更点
1,数学及び英語の検査問題は、その問題の一部を難易度別の選択問題にする
2,学力検査には日常生活、社会問題などと関連した探究的な学びの要素を取り入れた問題を含む。
【問題例】海岸清掃の場面での会話の穴埋め形式の、「海洋性プラスチックごみが海の生態系にどのような影響を与えているか具体的に答えた文章」を考える問題で、「あなたならどう答えますか」という自分自身の考えを答えるなど。
▼詳しくは以下のリンクをごらんください。
https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2023/12/1702524731.pdf(長崎県教育委員会HPより)      
3,学力検査では、一部範囲を除く。

長崎県公立高校入試日程

選抜方式1
特別選抜
出願受付日
2025年1月14日(火)〜2025年1月20日(月)
検査日
2025年1月28日(火)
合格発表日
2025年1月31日(金)
選抜方式2
一般選抜
出願受付日
2025年2月3日(月)〜2月7日(金)
検査日
2025年2月18日(火)・2月19日(水) 追検査日 2025年3月3日(月)
合格発表日
2025年3月5日(水)
選抜方式3
チャレンジ選抜
出願受付日
2025年3月6日(木)〜3月10日(月)
検査日
2025年3月12日(水)
合格発表日
2025年3月17日(月)

長崎県公立高校入試

長崎県公立高校特別選抜入試 概要 (令和7年度)

〇募集定員  全募集定員の15%以内(1学年2学級以下の高校は15名まで)の範囲で各高校が学科別に定員を定める。ただし、自己推薦①は特別選抜による定員の3分の2を超えないものとする。
〇自己推薦①の志願資格  文化・スポーツを含む主体的な活動で顕著な実績をもつと自ら認める者で、かつ当該校に進学する強い意志を持ち、特別選抜における学校の求める生徒像に合致する者。なお、県外からは志願できない。受検上の通学区域は県全域。〇自己推薦②の志願資格  文化・スポーツを含む主体的な活動で顕著な実績をもつと自ら認める者で、かつ当該校に進学する強い意志を持つ者。受検上の通学区域は長崎県立高等学校の通学区域に関する規則による。 
★各高校が出願要件をそれぞれ定める。・・・評定基準設定の有無
〇選抜方法  調査書その他必要な書類のほか、面接、プレゼンテーションから各高校が選択して実施する。

長崎県公立高校一般選抜入試 概要 (令和7年度)

〇募集定員 全募集定員から特別選抜の合格者数を減じた数。
〇選抜方法 調査書その他必要な書類、学力検査(国語・社会・数学・理科・英語 各50分)、面接
★調査書その他必要な書類、学力検査、面接について、各高校でそれぞれの比重を定めて選抜を行う。
★各高校において、調査書のうちの「主体的に学習に取り組む態度」を重点的に評価する。
★数学及び英語の検査問題は、その問題の一部を難易度の異なる選択問題にする。
★面接は「対面による面接」か「紙上による面接」を行う。
★学力検査では、一部の範囲を除く。また、日常生活、社会問題などと関連した探究的な学びの要素を取り入れた問題を含む。

長崎県 公立高校チャレンジ選抜入試 概要 (令和7年度)

〇丁寧できめ細やかな指導を行っている学校で夢や目標を実現したいという意欲に応える 新しい選抜。受検上の通学区域は県全域。
〇主に離島・半島の少人数教育実施校で実施します。(一般選抜の結果、定員が充足している学校は実施しません。)
〇一般選抜で受検した学校には志願できません。〇選抜方法 調査書その他必要な書類、面接(個人)

長崎県公立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3(2学期まで)
計算式: 9教科×(5段階評価)45点満点
計算式: 9教科×(5段階評価)45点満点
計算式: 9教科×(5段階評価)45点満点

傾斜配点のある学校(一部抜粋)(令和7年度)

国語・数学・英語をそれぞれ1.5倍・・・長崎西(普通)、長崎北、長崎北陽台
英語・数学をそれぞれ1.5倍・・・長崎東
英語・数学をそれぞれ2倍、国語・理科をそれぞれ1.5倍・・・長崎西(理系)

学区

学区
所属
学区内普通科高校
調整区域
県南学区
長崎市
西海市
西彼杵郡
長崎東・長崎西・長崎南・長崎北・長崎北陽台・大崎・西彼杵
〇長崎市の東長崎・日見・橘の各中学校、長与町…諫早・西陵
〇西海市の西彼・西海の各中学校区…佐世保南・佐世保北・佐世保西
〇長崎市の池島、西海市の江島・平島の各中学校…すべての高等学校
県央学区
諫早市
大村市
諫早・西陵・諫早東・大村
〇諫早市の琴海中学校区…長崎東・長崎西・長崎南・長崎北・長崎北陽台
〇諫早市の森山中学校区…小浜
県北学区
佐世保市
平戸市
松浦市
東彼杵郡
北松浦郡
佐世保南・佐世保北・佐世保西・宇久・猶興館・松浦・川棚・波佐見・北松西
〇東彼杵町…大村
島原学区
島原市
雲仙市
南島原市
島原・国見・小浜・口加
〇雲仙市の瑞穂、吾妻、愛野、千々石の各中学校区…諫早・西陵・諫早東
五島学区
五島市
南松浦郡
五島・五島南・奈留・上五島・中五島
壱岐学区
壱岐市
壱岐
対馬学区
対馬市
対馬・豊玉・上対馬

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令和6年度 長崎県公立高校入試 一般入試出題傾向と対策

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
30点
小問集合
各単元の基本問題が 10題 計 30点分出題作図問題は頻出
17点
データの分析、確率、式の証明
2年連続で3つの単元を1つの大問で出題、小問数は1題減少
15点
関数
放物線と直線の問題が出題座標、グラフの式、線分の長さなどオーソドックスな問題
12点
空間図形
面積、体積や三平方の定理など公式を活用する問題や相似比を利用する問題、最短距離の問題が出題
16点
平面図形
相似の証明が出題、形式は穴埋形式相似比を利用する問題を中心に出題
12点
総合問題[規則性]
会話に沿った穴埋式の規則性に関する問題とその証明問題が出題。問題文章量が多いことが特徴。

対策

1、大問1の小問集合で満点をとる
→計算問題・基本問題は毎日練習し、スピードと正確さを身につける
2、公式を使いこなせるようにする
→公式に当てはめるだけで解ける問題を当たり前に解けるようになるまで練習する
3、図形をノートに描いて考える
→図を描くことで図形の性質を考え、問題文や図にある情報(ヒント)を掴む練習をする

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
23点
リスニング
イラストを用いた問題、対話文形式の問題、英文スピーチの問題の3題構成
24点
対話文読解
長めの対話文と資料の組み合わせ選択問題5題、英作文問題1題
16点
英作文
会話の流れに沿った穴埋め形式資料と空欄前後の文脈から英文を作る問題
37点
長文読解
問題用紙1ページ分ほどの文量選択問題5題、日本語で内容説明2題の構成文章の流れから適切な文を見抜き、正確な日本語訳を問われる

対策

1.長文読解に慣れる
→教科書本文を訳しながら読む練習に取り組む
2、長文の解答スピードを上げる
→空欄や傍線の前後に注目するなど、解き方を身につける
3、英作文で確実に点数を取る
→イディオムや文法、点数につながる安全な表現を身につける

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
32点
小説
30 字前後の記述問題が 2問ほど出題される。漢字の読み書きで 6点の配点、その他は内容理解、心情理解が中心
18点
古文
現代語訳の注釈がついている内容理解の配点が多く、文章の主語述語、文章内容の把握が非常に重要となる
32点
論説文
30 字前後の記述問題が 2問ほど出題される漢字の読み書きで6点の配点があり、文章構成を問う問題、内容理解の比率も高く、読解の正確さが重要
18点
資料読取・作文
グラフなどの資料を参考にし、状況に応じた適切な主張内容を考え、記述する問題が頻出問題を見つけ出し、解決し、読む人によりよく伝えられるよう表現する力が求められる

対策

1、漢字の学習を毎日継続して行う
→漢字を「見る」だけではなく「書く」作業をしよう。
2、文法事項は名前と意味までセットで覚える
→問われ方は様々、解き方、考え方を身につけるために問題をたくさん解こう。
3、普段から文章に親しもう
→短めの本、好きな漫画のノベライズからでもよいので読み始めよう。

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
12点
自然界のつながり
教科書内容の知識で解答できる。記述問題が1題含まれた。
13点
仕事とエネルギー
滑車の問題。計算問題が 1題出題されたが基礎的内容であった。動滑車の基本的知識が必要だった。
12点
物質の状態変化 密度
エタノールの沸点、蒸留についての基本的知識が必要な問題。記述問題が 2題出たがよく問われる内容だった。
12点
地層
粒子の大きさ、化石の名称、地質年代など基本知識の問題とボーリング調査による地層の傾きの問題が出題された。
13点
植物・動物の体のつくりとはたらき
小腸のはたらきと蒸散の問題。基礎知識で解ける内容で記述問題も定番のものだった。
12点
電流とその利用
電力量など計算が必要になる問題が 5題中 4題だった。例年より計算比重が高かった。
13点
化学変化と電池
塩化銅水溶液の電気分解の実験。基本知識、濃度や金属の性質などの中1 からの知識が必要。
13点
気象観測と天気の変化
雲量、風向、風力の表し方、乾湿計から湿度を求める教科書内容の問題や寒冷前線の通過時間帯を考える問題が出題。

対策

1、土日に30分時間を取って、1週間の復習をする
→定期テスト前は、暗記のチェックを中心に学習する。
2、実験、観察の手順や結果をまとめる
→目的と結果に関連付けて暗記する。
3、夏休みが終わるまでに、まとめノートを作る
→秋から実践問題を解くために自分だけのオリジナル参考書を作ろう。

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
18点
歴史資料(古代~江戸)
写真、メモ、資料にまつわることを選択肢、年代整序などの形式で解答する力が求められるまた、グラフから読み取れる歴史上の変化(今年度は米価指数)を記述形式でまとめる問題も頻出全体として、歴史上の出来事とその年代を結び付けた問題が多い
15点
歴史年表(明治~昭和)
上に同じ
17点
日本地理
地形の断面図や輸出量、輸入量などのグラフ、表、地形図などの読み取り問題が多いそれらのデータから特徴、内容を読み取る力が求められる日本地理は都道府県、今年も出題された世界地理での時差にまつわる問題は頻出
17点
世界地理
上に同じ
16点
公民(国会、選挙)
穴埋形式で、用語を答えさせる問題が多い。政治や経済、新しい人権についての用語とその内容をリンクさせて記憶することがキーポイントとなる。また、用語に関しての正誤問題、憲法条文の穴埋めは毎年頻出
17点
公民(経済)
上に同じ

対策

1、地理・歴史の知識事項は中3夏までに総整理
→学習範囲が広いので、時間を作ってまとめよう。
2、歴史の事柄は年号と一緒に覚える
→事柄が起こった順を意識して覚えよう。
3、グラフや表から読み取る問題に慣れる
→資料の読取問題はコツを掴めば得点源になる

令和6年度入試 長崎県公立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
前期(特色、文化・スポーツ特別)選抜倍率
後期(一般)選抜倍率
長崎東
普通・国際
280
1.7
1.1
長崎西
普通
200
3.1
0.7
長崎西
普通(理系)
80
5.9
2.3
長崎南
普通
240
2.6
1.0
長崎北
普通
240
2.7
1.1
長崎北陽台
普通
200
2.8
1.0
長崎北陽台
文理探究
80
3.8
1.7
長崎工業
(全学科)
320
1.6
2.1
長崎鶴洋
水産
80
1.1
0.0
長崎鶴洋
総合
80
1.1
0.2
長崎明誠
総合
160
1.2
0.5
長崎商業
情報ビジネス
200
2.0
1.6
長崎商業
情報
40
1.1
0.4

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