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佐賀県の高校入試情報

佐賀県の高校入試情報2025(令和7年度)

佐賀県公立高校入試変更点

2023年度入学分から東西二つに分かれている通学区域が廃止され「全県1区」となるほか、一般選抜試験で合格しなかった受験生を対象とした「2次募集」では、先に私立高に合格して入学手続きを終えた生徒が対象外となる。

佐賀県公立高校入試日程

選抜方式1
特別選抜
出願受付日
2025年 1 月28日(火曜日)及び 1 月29日(水曜日)
検査日
2025年 2 月 4 日(火曜日)
合格発表日
2025年 2 月10日(月曜日)
選抜方式2
一般選抜
出願受付日
2025年 2 月17日(月曜日)及び 2 月18日(火曜日)
検査日
2025年 3 月 4 日(火曜日)及び 3 月 5 日(水曜日)
合格発表日
2025年 3 月12日(水曜日)

佐賀県公立高校入試

内申点は、9教科5段階評定で、中学3年間の成績が対象です。特別活動の記録や行動の記録等、評定以外の記載項目も点数化して、合否判定に用いる。
県教育委員会が高校によって再募集が必要であると認めたときは以下の日程で実施する。
出願期間:3月13日(木)~3月14日(金)
検査日程:3月18日(火)
合格発表:3月19日(水)

佐賀県公立高校入試特別選抜 概要(令和6年度)

・スポーツや文化芸術の分野で優れた資質のある人が対象となる。「スポーツ推進指定校」と「文化芸術推進指定校」で、募集枠は学校の希望に基づいて設けられる。
・学力検査、実技検査、実績評価表、面接、調査書を総合的に評価する。
・学力検査は国語、数学、英語の3教科を実施する。
・学力検査、実技検査、実績評価表を合わせた評価の割合を、全体の50%以上とする。

佐賀県公立高校入試一般選抜 概要(令和6年度)

選考Ⅰと選考Ⅱの2つの異なる選考方法を実施し、それぞれ学校が定めた定員で1度の試験で2回選考される。選考Ⅰから先に行われ、選考Ⅰは調査書と面接の比率が高く、学力検査の評価割合は40~80%の範囲となる。学力検査は、傾斜配点を行うなど高校/学科によって満点が異なる。高校によってさまざまだが、募集定員の10~30%を募集する。選考Ⅱは学力検査の比率が高く、約70%となっている。多くの高校が、調査書と面接で100点満点、学力検査を5教科250点満点としている。
・選考Ⅰ(調査書配点高め)学力検査の評価の割合を50~70%の範囲で学校・学科ごとに定める。
・選考Ⅱ(学力検査配点高め)学力検査の評価を70%程度とする。

佐賀県公立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3
計算式: 45点
計算式: 45点
計算式: 45点

傾斜配点のある学校

佐賀西高校 国語、数学、英語の得点が1.5倍(325点満点)
致遠館高校 理数科 数学・理科の得点が1.5倍(300点満点)

佐賀県高校入試個別相談

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佐賀県公立高校入試 一般入試出題傾向と対策

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
10点
小問集合
正負の数・文字式・平方根・因数分解・二次方程式・立体図形・円周角・作図・箱ひげ図などの基本問題が幅広く出題。
10点
方程式の利用
連立方程式の利用・二次方程式の利用が例年出題。教科書やワークにない新傾向の問題も含まれるため本質の理解が必要。
10点
関数
中3の2学期に習う二次関数メイン。座標や直線の式・放物線の式など基本を押さえつつ図形の面積や面積比など図形との融合問題が頻出。
10点
図形
三平方の定理・合同な図形・相似な図形の証明など3年生の後半の単元がメインとなる。しっかりとした記述対策が必要。
10点
確率、規則性
教科書やワークで見た事のある問題がよく出題されているが、解き方の丸暗記が通用しないようにされている良問が多い。

対策

①『なぜそうなるのか』を説明して理解を深める。
解法の丸暗記では対応できない問題が増加傾向にある。疑問に思った事はすべてなぜそうなるのかを追求してほしい。質問で疑問を解消したり、人に解き方の説明したりしながら理解度を深めていく事が重要。
②多くの問題に触れ解法パターンを身につける。 
繰り返し、自分の苦手単元に絞って演習していく事が重要。既にできている問題ではなく苦手単元に向き合って学習していくこと。ICT学習などをうまく活用する事で効率化を図り、自分に必要な単元を優先的に学習する事ができる。
③中3内容で差がつくから中1・2年生の単元は夏までに! 
中3の学習単元が合否を分けると言っても過言ではない。土台となる中1・2生の単元を夏までに完璧に仕上げよう。そのためには予習型で不明点を残さない事が大切。

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
10点
リスニング
質問、会話文、スピーチをもとに正しい選択肢や文章を選択する問題。今年は英作文形式の問題は出題されなかった。
10点
英作文
図の内容を読み取り、指定された語数で英作文する。スピーチ原稿の空欄を英作文で補う問題は前後の英文の内容理解も必要になる。
10点
対話文読解
短文読解
対話文読解は付随するイラストや図を見て、正しい選択肢を選ぶ問題が出題された。短文読解は文章にふさわしいタイトルを選ぶものや、英文が筆者の考えか事実かを判断する問題が出題された
10点
対話文読解
指示語の内容、内容理解、グラフの選択問題、本文合致問題など、頻出な読解問題。
10点
長文読解
指示語の内容、内容理解、和訳、本文合致問題など、頻出な読解問題。

対策

①単語力の向上
単語力は基礎かつ最重要。英語力の根幹となる部分なので時間を掛けて毎日少しずつ取り組むこと。
②文章の流れを理解する力 
英作文・英文読解において、前後の文章を正確に読み取り、必要となる内容を整理する力が必要。またわからない英単語などが出てきた場合には話の流れから大まかな意味を推測できるように練習をすること。
③長文読解の読み方
年々文章量が増え、時間が足りなくなることが増えている。問題を見て読み取るべき箇所を素早く判断し、解答に必要のない箇所は流し読みをするなど自身の読み解く速さに応じて練習が必要。

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
11点
作文
問1,2は漢字や文法の基本知識が定着できているかが問われる。作文は5点配点。意見文を求められることが多い
16点
論説文読解
2つの文章からの読解。これまでは、選択問題が多い傾向であったが、2024年度の問5はまとめシートを基にして本文内容が合っているかを○×で答える問題と、変わった形式の出題がなされた。
13点
小論文読解
例年、小説の読みやすい物語が多い。2024年度は、表現技法について書かれた小論文が出題された。
11点
古文
注釈を頼りにして、人物や物の語の組み合わせを答える問題の出題がなされている。

対策

①作文は「必ず」埋めよう!白紙で出さない!
5点配点と点数が1番大きく、空白だと当然だが点が入らない。作文用紙の使い方、作文のテーマ、指示内容を意識して書き、先生に頼んで添削をしてもらうこと。
②表現技法や文法などの基本事項の確実な理解 
配点は1点で小さいかもしれないが、基本レベルであるため正解しておきたい。学校の授業理解、復習を重ね、定着を進めておくこと。
③古文(漢文)の基本事項理解
古文の年が多いが、漢文が出題される年もあるため、どちらも教科書内容の理解も必須。注釈を正しく活用する力を身に着け、古典単語・漢文の返り点など国語の基本の理解を進めておくこと!

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
10点
小問集合
物理、化学、生物、地学からそれぞれ出題がされる。基本的な内容が多いため得点源としたい。
10点
化学
3年生内容のイオン・電池の単元から出題された。電子の受け渡しをしている原子や電流の向きなどを聞かれ、電池の仕組みを正確に理解できているかを問われた。また、9年連続で化学反応式やイオン式を書かせる問題が出題された。
10点
生物
植物の分類、細胞分裂の問題から始まり、大問の後半では有明海の生き物に着目した、問題まで幅広く出題がされた。難解なものは多くなかったが、文章量が多く情報の取捨選択能力が問われた。
10点
地学
日本周辺の天気・気団の単元から出題がされた。作図も多く、公式だけでは対応の難しい。
10点
物理
前半は電気回路、後半は熱量の単元から出題がされた。作図や計算問題の割合が多く対策をする必要がある。

対策

①学校のワークを全問正解できるまで繰り返し解く
ワークは全問正解できるまで何度もやり直しをすること。解説を読んでも上手く理解できない場合は、必ず質問をして解き残しを作らないこと。
②重要語句・化学式・公式は複数回に分けて暗記 
暗記は1度だけでは不十分。3~5周は繰り返して確実に定着させること。中途半端に1度だけやって覚えたつもりになることが一番危険!
③実験の操作手順や計算・図示は1対1指導でアウトプットの練習をする。 
作図問題や計算問題は考え方があっているか質問をしてこまめに確認をすること。

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
9点
世界地理
中国、ヨーロッパ州、アラブ首長国連邦の内容が問われた。グラフ、表が一緒に載っていることが多く、その情報を的確に理解できるかがポイント。
9点
日本地理
2024年度は長野県、多摩ニュータウンの内容が問われた。人口の変化や産業の内容の出題が多い。
7点
歴史
古代文明と13世紀の日本について出題。例年、写真と資料から正しい組み合わせを答える問題が頻出。
9点
歴史
会話文を踏まえた問題。資料の読み取りも重要だが、外国との結びつきまで理解できているかがポイント。
8点
公民
国際平和、選挙、裁判員裁判、生産、標識について、と範囲が広い。時事にも関心を持つ習慣をつけておく必要がある。
8点
公民
経済に関する問題。SDGsにまつわる資料も掲載が有った。為替の変化といった、ニュースも日頃から意識をしてみること。

対策

①【地理】表やグラフの読取の基本を固めよう 
グラフや表の出題がとにかく多い。数学や理科とはまた違った形式のものも多い。「雨温図が出たら、こう読み取る」「人口ピラミッドが出たら、こう読み取る」というように、基本の読み取り方を理解しておくこと。
②【歴史】世界とのつながりを問う問題の増加 
国際社会の色が濃くなりつつあり、歴史の問題でも様々な国と絡めての出題が増加している。ただの暗記ではなく、時代や他国とのつながりなど、「関連付けて覚える」ことを意識して、勉強に努めること。
③【公民】時事問題に関心を持とう
教科書の知識ももちろん大事だが、公民分野は「現代の社会」の勉強である。   よって、ニュースなどで、時事にも関心を持ち、受験に臨めるようにしよう。

佐賀県公立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
一般選抜倍率
特別選抜倍率
佐賀西
普通
280
1.35
致遠館
普通
120
1.24
致遠館
理数
120
1.07
佐賀北
普通
240
1.49
1.46
佐賀北
芸術
40
0.83
上に含む
鳥栖
普通
240
1.08
0.78
佐賀商業
商業
160
1.38
1.20
佐賀商業
グローバルビジネス
40
1.13
上に含む
佐賀商業
情報処理
40
1.20
上に含む
佐賀工業
機械
40
1.37
1.14
佐賀工業
電気
40
1.08
上に含む
小城
普通
200
1.33
1.09
鳥栖商業
商業
80
1.27
0.81
鳥栖商業
情報管理
40
0.67
上に含む
神埼
普通
120
1.08
0.81
佐賀東
普通
220
0.83
1.24
神埼清明
総合
160
1.15
0.87
多久
総合
120
1.05
鳥栖工業
機械
80
1.20
0.95
鳥栖工業
電子機械
80
0.66
上に含む
鳥栖工業
電気
40
0.42
上に含む
鳥栖工業
建築
40
0.64
上に含む
鳥栖工業
土木
40
0.71
上に含む

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