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広島県の高校入試情報

広島県の高校入試情報2026(令和8年度)

広島県公立高校入試変更点

・広島県公立入試の基本方針に変更はなし
・学校別変更点(特色枠)※定員は現時点では未発表
広島工業高校 特色枠をなくし,一般枠のみで合否判定
市立広島工業高校 学力検査:調査書:自己表現の比重が5:3:2から3:5:2に変更
高陽東高校 学力検査:調査書:自己表現の比重が4:4:2から2:6:2に変更
海田高校 調査書の国数英2倍の傾斜配点を廃止

広島県公立高校入試日程

選抜方式1
一次選抜
出願受付日
2026年1月22日(木)〜2月3日(火)16時まで
検査日
2026年2月25日(水)~2月27日(金)
合格発表日
2026年3月9日(月)
選抜方式2
二次選抜
出願受付日
2026年3月12日(木)〜3月16日(月)正午時まで
検査日
2026年3月17日(火)※広島みらい創生高校 2026年3月23日(水)
合格発表日
2026年3月18日(水)※広島みらい創生高校 2026年3月24日(木)

広島県公立高校入試

    

広島県公立高校入試一次選抜 概要

1回の検査で特色枠・一般枠での2回の合否判定が行われる。それぞれの学校で特色枠の割合・一般枠の割合が決められている。定員=特色枠定員+一般枠定員となり、特色枠での合否判定の後、一般枠での合否判定が行われる。

●特色枠・一般枠共通
・学力検査:5科目各50分で実施。各教科50点満点で合計250点満点
・調査書:9科目5段階評価で計算(3年生のみそれを3倍で計算)。合計225点満点
・自己表現:2~3人の検査官が、1人当たり3項目5段階の15点満点で評価。
・独自検査:面接や実技など一部の学校学科のみ
実施例:市立基町高校の創造表現学コース(実技)・市立舟入高校の国際コミュニケーションコース(面接)など

●特色枠
高校ごとに調査書の傾斜配点や配点の比重を決められる枠
・最大で定員の50%
・学力検査:傾斜配点あり(学校・学科ごとで決定)
・調査書:傾斜配点あり・配点比重:学校独自で決定

●一般枠
・定員の50%以上が対象(定員-特色枠の定員)
・学力検査 傾斜配点あり(学校・学科ごとで決定)
・調査書 傾斜配点なし
・配点比重 学力検査:調査書:自己表現=6:2:2

広島県公立高校入試二次選抜 概要

一次選抜の結果、合格者の数が入学定員に満たない場合のみ実施
・調査書:9科目5段階評価で計算(3年生のみそれを3倍で計算)。合計225点満点
・自己表現:検査官1人当たり15点満点で検査官の人数2~3人
・独自検査:小論文・面接などを実施。学校によっては実施されないこともある
・配点比重:学校ごとに決定

広島県公立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3
計算式: 9科目×5段階
45点
計算式:9科目×5段階
45点
計算式: 9科目×5段階×3倍
135点

傾斜配点のある学校

●特色枠
・学力検査に傾斜配点あり
国泰寺高校(普通科):数英2倍
国泰寺高校(理数コース):理数2倍
市立舟入高校:国数英2倍美
鈴が丘高校:最高得点を取った1教科を4倍
・調査書に傾斜配点あり
基町高校,広島観音高校,安古市高校,高陽東高校,安芸府中高校(普通科):副教科2倍
廿日市高校:5教科5倍・学力検査・調査書に傾斜配点あり
五日市高校:学力検査 国数英2倍,調査書の副教科2倍
安芸府中高校(国際科):学力検査・調査書の英語2倍
●一般枠
・学力検査に傾斜配点あり
市立舟入高校,可部高校,五日市高校:国数英2倍

その他

昨年度広島県内の公立入試の倍率が初めて1.00を割ったとニュースになりました。しかし、広島市内だと1.17と例年並みとなっており、昨年度は国泰寺高校・皆実高校・広島観音高校が1.5を超えていました。今年度も同様の倍率になると予想されるので、安心せず勉強していきましょう

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令和7年度 広島県公立高校入試 一般入試出題傾向と対策

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
16点
小問集合
正負の数の計算など、基礎的な問題で構成されている。正答率も70%を超える。数学が苦手でも満点を目指しましょう。
9点
数と式、図形、統計
度数分布表や箱ひげ図など、統計の問題はほぼ毎年出題される。数と式の証明問題は、難問が多い。
5点
連立方程式
連立方程式や統計などが出題される。条件が複雑であり、記述のため難易度は高い。
6点
図形と関数
関数と図形の複合問題。今年は等積変形がテーマ。市内6校以上を目指す際の合否にポイントになりやすい。
8点
三角形の合同
図形の証明は例年全記述だったが、今年は穴埋め形式だった。それに伴い、(2)でも記述問題が出題。
6点
確率
問題文だけで1ページ使うほど複雑だが、難易度自体は教科書レベルに近い問題が多い。

対策

①正確に、素早く計算ができるようになろう!
計算ミスに気を付けることはもちろん、入試ではスピートも求められる。あらかじめ制限時間を設定するなどして、時間を意識する癖をつけていこう。
②関数や図形の問題は、解法パターンを覚えよう!
一見複雑な問題が多いものの、基本的なやり方を組み合わせると解ける問題も多いので、問題と解き方を結びつける練習を積んでいこう。
③問題に出てくる数字や、求めたいものには印をつけよう!
学校の定期テストとは異なり、模試や入試では問題の文量がとても多い。解くのに必要な要素を見落とさないように、印をつけながら読み進めるようにしよう。

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
13点
リスニング
選択問題(対話の聞き取り、対話の空欄補充)が6点、英作文(英語の質問に対して答える)が7点。選択問題は確実にとってほしい問題
12点
対話文読解
すべて選択問題。対話文を読み、グラフを見て答える形式の問題。
17点
長文読解
英作文(空欄補充、並べ替えを含む)が13点、選択問題が4点。英文の記事を読み取る問題。
8点
英作文
30語以上55語以内(2文以上可)。賛成・反対どちらかの立場を選び、自分の意見を書く。難関校の合否の分けるポイントになる。

対策

①単語を正しく読み、書き、聞き取ることができるようになる
1、2年生や3年の既習の単語を暗記する。(過去分詞の活用は暗記必須!)
②英語のルールを守り、正しい英作文ができるようになる
学校のワークの並べ替え、空欄補充問題は完璧にできるまでくり返し解く。
③長文を速く正確に読み解けるようになる
教科書本文を音読する練習をする。正しく発音できているか先生に聞いてもらうようにする。リスニングをしながら、発音のまねをする練習も有効。

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
21点
文学的文章
表現に関する会話形式の問題が出題される。ここ数年2020年代の新しい作品が出題されている。ここ数年他の大問より平均点が高く、公立高校合格のポイントになっている。
20点
説明的文章
関連記事を読んで内容をまとめる問題が出題される。ここ数年、自然・環境に関する文章が出題されている。
9点
古典(古文・漢文)
今年は古文から出題される(昨年は漢文)。古文では仮名遣いの問題は必ず出される。市内6校の合否のポイントになる。

対策

①速く正確に読解する力を身につける
入試に出やすい作家の作品や新書、ニュース記事を読む習慣を付ける。
②記述力アップのために、まずは文章を書くことに慣れる
①で読んだ文章の内容を、原稿用紙半分程度にまとめる練習をする。
③古典で確実に得点できるようになる
現代仮名遣いは完璧にマスターし、本文を音読する練習をする。

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
16点
小問集合
今年から新設された大問。各分野より2問ずつバランスよく出題。一問一答形式で基本的な問題が多い。
9点
地学(2年)/天気とその変化
地震や天気、天体の問題が入れ替わりで出題される。計算問題が出やすい単元。
8点
生物(2年)/生物のからだのつくりとはたらき
観察・実験を通した問題が多く出題。植物や動物の分類、つくりが出題されやすい。
9点
化学(1年)/身のまわりの物質
実験結果を考察させる問題。1年の基礎的な内容や、2年の酸化還元、3年のイオン等幅広く出題される。
8点
物理(3年)/運動とエネルギー
実験結果を考察させる問題。2年の電流と磁界や、3年のエネルギーから多く出題。

対策

①苦手単元をつくらない!
全単元からバランスよく出題される。どの単元もまんべんなく勉強しておこう!
②思考問題を得点源に!
一見複雑な問題が多いものの、基本的なやり方を組み合わせると解ける問題も多いので、問題と解き方を結びつける練習を積んでいこう。
③計算問題・記述問題が分かれ目!
学校の定期テストとは異なり、模試や入試では問題の文量がとても多い。  解くのに必要な要素を見落とさないように、印をつけながら読み進めるようにしよう。

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
12点
地理(日本・世界)
日本および世界のいずれかがメインで出題される。雨温図や気温から気候帯を読み取る問題が多い
13点
歴史
交通、法、文化などのテーマをもとに、古代~近現代を通して問題が出される。
12点
公民(政治・経済)
中3夏以降に習う公民から出題。資料を元に現在の課題を読み取り記述する問題が出題された。
13点
総合問題
地理・歴史・公民を横断して、複数の資料を関連付ける問題が多く、難関高校での合否を分けるポイントになる。

対策

①地図と関連づけ、気候や自然環境・人々の暮らしを覚える
地理の問題は、地図とは切り離せません。ワークや資料集に出てくる国や気候帯は地図帳で場所も一緒に覚えましょう。簡単な地図を書く練習もしてみましょう。
②歴史は、時代区分や前後関係を整理して覚える
歴史を暗記する際に、年表を使うことは必須です。年表を見ながら、複数の出来事が起こった順番に並べかえる練習をしましょう。
③自分の言葉で理由を説明する練習をしよう
記述問題の配点は、全体の約1/3です。地理・歴史はもちろん公民についても、事件や出来事が起こった理由を口頭(もしくは文章)で相手に説明する練習をしましょう。

令和7年度入試 広島県公立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
一次選抜倍率
広島国泰寺
普通
240
1.72
広島国泰寺
普通【理数】
80
1.23
市立基町
普通
320
1.13
市立基町
普通【創造表現】
40
1.35
市立舟入
普通
280
1.36
市立舟入
普通【国際】
40
1.33
広島商業
情報ビジネス
320
1.20
市立広島商業
みらい商業
240
0.73
広島皆実
普通
240
1.60
広島皆実
衛生看護
40
1.65
広島皆実
体育
40
1.00
広島工業
※総合倍率
320
0.80
市立広島工業
※総合倍率
240
0.97
広島井口
普通
320
1.23
広島観音
総合学科
280
1.51
安古市
普通
320
1.14
安西
普通
80
0.78
祇園北
普通
280
1.17
祇園北
普通【理数】
40
0.83
市立沼田
普通
240
1.29
市立沼田
普通【体育】
80
1.00
可部
普通
240
0.89
高陽
普通
240
1.00
高陽東
総合学科
240
1.33
安芸南
普通
200
1.10
五日市
普通
240
1.10
市立美鈴が丘
グローバル研究
240
1.09
安芸府中
普通・国際
240
0.93
安芸府中
国際
40
1.00
海田
普通
200
1.26

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