まず学力検査の得点(300満点)と第3学年における9教科5段階評定の合計(45点満点)のそれぞれの順位について順位を決めます。どちらの順位も一定の範囲内(合格圏)に入っている人のグループをA群とし、A群は調査書の記載事項に問題がなければそのまま合格予定者となります。A群以外はB群となり、B群は調査書の点数、記載事項、学力テストの点数等を総合的に判断し、合否が決められます。
■岡山県公立高校入試 特別入学者選抜 概要 (令和8年度)
選抜に当たっては、中学校等の校長から提出される調査書、学力検査・面接・各高等学校において選択実施する検査(以下「選択実施する検査」という。)の結果及び自己申告書等を資料として、目的意識や適性等を重視し、各高等学校の科・コース・分野の特色を配慮して総合的に判断する。
調査書の評定については、第1学年、第2学年及び第3学年の各教科の評定を活用する。
なお、高等学校長は、募集人員の一部について、学力検査の結果が一定以上にあれば、あらかじめ示した実績を重視して選抜を行うことができる。
また、高等学校長は、全国募集を実施する科について、県教育委員会と協議の上、上記2の募集人員に全国募集の募集人員を加えた人数まで合格内定とすることができる。
ただし、県内及び全国募集の合格者の合計は、第1学年募集定員が40人以上の科については、募集定員に募集定員の10%を加えた数を上限とし、第1学年募集定員が40人未満の科については、募集定員に募集定員の20%を加えた数を上限とする。
■岡山県公立高校入試 一般入学者選抜 概要 (令和8年度)
選抜に当たっては、中学校等の校長から提出される調査書、学力検査・面接・実技の結果及び自己申告書等を資料として、各高等学校の科・コースの特色を配慮して総合的に判断する。
なお、高等学校長は、募集定員の一部について、学力検査の結果が一定以上にあれば、調査書及び面接等の結果を重視して選抜を行うことができる。
また、高等学校長は、全国募集を実施する科について、県教育委員会と協議の上、一般入学者選抜の募集人員に全国募集の募集人員を加えた人数まで合格とすることができる。
ただし、県内及び全国募集の合格者の合計は、第1学年募集定員が40人以上の科については、募集定員に募集定員の10%を加えた数を上限とし、第1学年募集定員が40人未満の科については、募集定員に募集定員の20%を加えた数を上限とする。
調査書については、中学校等の教育の全領域にわたる成果を的確に判断するための資料として重視する。
学力については、調査書の「学習の記録」に記載された評定から求めた換算点と学力検査の結果から求めた合計得点とを基に、高等学校長が「調査書の評定段階」と「学力検査の評定段階」をそれぞれ定め、相関表を作成して判定する。
調査書の換算点の算出においては、学力検査を実施しない教科及び第3学年(義務教育学校については、第9学年)の評定を重視して取り扱う。
学力検査(350点満点)70点満点×5教科=350点満点
※岡山朝日高校は、国語・数学・英語は独自問題
調査書(200点満点)
「学習の記録」に記載された各学年の評定を基に換算される
1年:5段階×9教科=45点満点
2年:5段階×9教科 =45点満点
3年:5段階×5教科×2=50点満点(国数英理社)、5段階×4教科×3=60点満点
①計算力(速度・正確さ)
基礎的な計算力、特に根号・分数が絡む計算をスムーズに行えるようにしたい。
易しい問題をすばやく処理し、難問にかける時間を稼げるようにしたい。
②正確な知識
ひし形の性質やヒストグラム・箱ひげ図の活用方法、放物線の性質など、知識で解決できる問題も多く見られる。
教科書で触れた知識を正しい言葉で定着したい。
③難問は事前に多くの問題に触れ、慣れておく
難度の高い問題はパターン化しづらく、その場で思考する必要がある。
テスト中に思考することに慣れておきたい。
練習時は知らない問題が出る前提で様々な問題に触れ、時間内に解決する(何らかの解答を出す)訓練をしたい。
①英単語(動詞)・文法・熟語を覚えよう!
英単語・文法・熟語は全ての大問(リスニング・英作文・読解)に共通して必要なものである。単語・文法・熟語を覚えきれていれば、6割は取れる。動詞を適する形(過去形・過去分詞など)に書き変える問題も毎年出るので、動詞の不規則変化は必ず覚える必要がある。
②リスニング問題の練習をしよう!
リスニングの配点が大きいため、積極的にリスニング対策をおこなう必要がある。リスニング用教材で継続的に練習し、耳を慣らすことから始めよう。
③対話文・長文読解の解き方を身に着けよう!
長文は要点を掴みながら解き進めたい。全体像把握や、前後の文章から必要な情報を抜き取る練習が必要。時制(現在・過去・未来)に注意して、話の流れを読み取るようにしよう。
①知識問題で確実に得点しよう!
漢字の読み書き、接続語、文法問題など知識問題は毎年必ず出題される。
コツコツと知識を蓄え、確実に得点できるようにする。
②記号問題や書き抜き問題を確実にとれるようにしよう!
記号問題は、何となくではなく根拠を持って解答できるように日頃から誤りの選択肢のどこが間違いか説明できるようにする。
書き抜き問題の際は、文章構造から下線部の前後のどちらにあるかを判断できるようにする。
③日頃から時間を意識して解こう!
本文から読み取る問題が増えているため、解答に時間が多く取られる恐れがある。
大問1つにかけられる時間は約10分。
筆者の意見には線を引くなど工夫し、日頃から時間を意識して解くことが必要である。
①重要語句の早期習得!
用語を覚えることも重要だが、用語の意味を自分の言葉で説明できるまで理解を深めよう。
②記述問題の出題パターンを理解!
記述問題では問われることがある程度決まっている。
典型的な問題は確実に得点できるようにパターンを覚えてしまおう。
③実験やレポートをもとにした問題演習!
分野を飛び越えて出題されることもあるので、「何を問われているのか、どんな答え方をすればよいか」を把握しておこう。
また、問題を教科書内容と結びつけることが重要。
①時代順に起こった出来事を年表でまとめて整理!
ここ数年、並び替え問題は必ず出題されている。
出来事を別々に覚えるのではなく、前後のつながりなども意識して覚える。
②グラフ・資料を、正しく読み取れるように練習!
問題文から得たヒントを基に、資料のどこに着目すればよいか判断して解く練習をする。
目立つ選択肢や数値から判断する方が効率よく取捨選択ができる。
頻出度が高いので、優先度を上げて取り組む必要がある。
③文章記述は語句、背景の説明ができるかが鍵!
文章記述は解答に必要な語句をつなげ合わせるように意識する。
ワークや過去問で頻出のものを中心に原因や理由を覚えておく。
余計なことを書くとかえって減点に繋がるので注意。
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