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佐賀県の高校入試情報

佐賀県の高校入試情報2026(令和8年度)

佐賀県公立高校入試変更点

4月の時点で一般選抜選考Ⅰ・選考Ⅱを廃止し、一般選考の選抜方法を1つにまとめるように変更すると発表がありましたが、7月時点では新たな選抜方法の詳細は判明していません。

・唐津青翔高等学校 学科改編 
改編前:総合学科   
改編後:総合学科、eスポーツ学科
・神埼高等学校 コース改編
改編前:普通科    
改編後:普通科、普通科こども教育進学コース

※掲載している情報は2025年7月時点のものです。最新の情報は各都道府県教育委員会のWEBサイトなどでご確認ください。

佐賀県公立高校入試日程

選抜方式1
学校推薦型選抜・特別選抜
出願受付日
2026年1月27日(火)〜1月28日(水)
検査日
2026年2月3日(火)
合格発表日
2026年2月9日(月)
選抜方式2
一般入学者選抜
出願受付日
2026年2月16日(月)〜2月17日(火)
志願変更願 2026年2月20日(金)〜2月24日(火)
検査日
2026年3月3日(火)〜3月4日(水)
追検査 2026年3月9日(月
合格発表日
2026年3月11日(水)

佐賀県公立高校入試

佐賀県公立高校入試特別選抜 概要(令和8年度)

スポーツや文化芸術の分野で優れた資質のある人が対象となる。「スポーツ推進指定校」と「文化芸術推進指定校」で、募集枠は学校の希望に基づいて設けられる。・学力検査、実技検査、実績評価表、面接、調査書を総合的に評価する。・学力検査は国語、数学、英語の3教科を実施する。・学力検査、実技検査、実績評価表を合わせた評価の割合を、全体の50%以上とする。

佐賀県公立高校入試一般選抜 概要(令和8年度)

令和7年度までは、選考Ⅰと選考Ⅱの2つの異なる選考方法を実施し、それぞれ学校が定めた定員で、1度の試験で選考が2回おこなわれていた。選考Ⅰで高校ごとの定員のうち10~50%を合格者とし、選考Ⅰ及び選考Ⅱによる選抜の実施順は高等学校ごとに定める。
ただし、令和8年からは選考Ⅰと選考Ⅱを廃止して、1つにまとめると発表があり、新たな選考方法の発表が7月時点では行われていないため、今後、県の教育委員会から発表が行われ次第追記を行います。

令和7年度の選考基準
選考Ⅰ(調査書配点高め)学力検査の評価の割合を40~80%の範囲で学校・学科ごとに定める。
選考Ⅱ(学力検査配点高め)学力検査の評価を70%程度とする。

佐賀県公立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3
計算式: 45点
計算式: 45点
計算式: 45点

傾斜配点のある学校

佐賀西高校 国語、数学、英語の得点が1.5倍(325点満点)
致遠館高校 理数科 数学・理科の得点が1.5倍(300点満点)

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佐賀県公立高校入試 一般入試出題傾向と対策

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
10点
小問集合
正負の数・文字式・平方根・因数分解・二次方程式・立体図形・円周角・作図・箱ひげ図などの基本問題が幅広く出題。
10点
方程式の利用
連立方程式の利用・二次方程式の利用が例年出題。教科書やワークにない新傾向の問題も含まれるため本質の理解が必要。今年度は一部の問題が別単元の問題との複合問題があった。
10点
関数とグラフ
中3の2学期に習う二次関数メイン。座標や直線の式・放物線の式など基本を押さえつつ図形の面積や面積比など図形との融合問題が頻出。
10点
図形
三平方の定理・合同な図形・相似な図形の証明など3年生の後半の単元がメインとなる。しっかりとした記述対策が必要。
10点
確率、規則性
教科書やワークで見た事のある問題がよく出題されているが、解き方の丸暗記が通用しないようにされている良問が多い。

対策

中3の学習単元が広く出題され、3年内容が合否を分けると言っても過言ではない。
土台となる中1・2生の単元は準備として早い段階で仕上げよう。
また、解法の丸暗記では対応できない問題が増加傾向にある。
疑問に思った事はすべてなぜそうなるのかを追求してほしい。

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
10点
リスニング
質問、会話文、スピーチをもとに正しい選択肢や文章を選択する問題。昨年に続き今年度も英文を書かせる形式の問題は出題されなかった。
10点
英作文
図の内容を読み取り、英文の空欄を英作文で補う問題。前後の英文の内容理解も必要になる。例年難易度が高めになっている。
10点
対話文読解
短文読解
和訳、内容理解、本文合致問題など、頻出な読解問題。
10点
対話文読解
指示語の内容、内容理解、グラフの選択問題、本文合致問題など、頻出な読解問題。
10点
長文読解
指示語の内容、内容理解、和訳、本文合致問題など、形式はよくあるものだったが、専門用語など注釈がついている単語も多く全体的な難易度は上がっていた。

対策

単語力は基礎かつ最重要。英語力の根幹となる部分なので時間を掛けて毎日少しずつ取り組むこと。
適語選択のような文法問題が他県に比べて割合が少なく、その分英文の読解問題が多くなっている。
年々文章量が増え、時間が足りなくなることが増えているため、問題を見て読み取るべき箇所を素早く判断し、解答に必要のない箇所は流し読みをするなど読解の練習が必要。

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
11点
作文
問1,2は漢字と資料読み取り問題。作文は5点配点。意見文を求められることが多い。
13点
論説文読解
文章自体は難しいものではなかったが、25字以内の書き抜きと40字以内の内容整理問題が出題され時間のかかるものが出題された。
15点
小論文読解
文法上同じ用法のされているものを選択する問題や、選択肢問題では本文中に記載のない選択肢が多く、判断の難しい問題も出題された。
11点
古典(古文)
佐賀県では例年古文・漢文はいずれか一方が出題され、古文の頻度が多い。今年度も古文から出題された。文章が短く注釈もあったため、難易度は易しめだった。

対策

作文は5点配点と点数が1番大きい。近年は傾向の変化がなく、対策をしやすいため点数を伸ばしやすい。
古文が出題されることが多いが、漢文が出題される年もあるため、どちらも必須となる。
文章読解では、日頃の学習からなぜそのような回答になるのか、理由や導出方法を確認する癖をつけるようにしよう。

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
10点
小問集合
物理、化学、生物、地学から1つずつ出題。(原子、太陽系、細胞、物体の運動)問題は易しめで得点源にしたい。
10点
生物
動物の刺激に対するの反応についての問題が出題。前半がヒトの反射の仕組みや筋肉の動きなどの知識問題、後半は、その応用問題として、メダカの習性を調べる実験に関する問題が出題。学校の授業で実施するような代表的な実験ではないため知識と思考力が必要になる。
10点
地学
火山の活動、岩石の問題が出題。火山岩や鉱石の性質などの知識問題が出題。密度の計算から岩石の分類をする問題も出題。密度の公式はもちろん、体積、質量の大きさによって密度がどうなるのかを理解しておく必要がある。
10点
化学
酸化還元反応の問題。化学反応式の問題は毎年出題されており、今回で10年連続。代表的な実験問題も出題。実験装置や操作の手順だけでなく、目的を答えらるようにしておく必要がある。
10点
物理
浮力とばねばかりの関係の問題。問題文の量が他の単元よりも最も多かった。対照実験から得たデータやグラフから読み取り、正しい考察を選ぶ問題が出題。記述形式の問題はなく、読解力と論理的思考が必要になる。

対策

ワークは全問正解できるまで何度もやり直しをすること。
解説を読んでも上手く理解できない場合は、1対1指導などで必ず質問をして解き残しを作らないこと。
作図問題や計算問題は考え方があっているか1対1指導でこまめに確認をする。

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
9点
世界地理
アメリカ、中国、インド、アフリカ大陸など幅広く内容が問われた。すべての問題に図表がついており、その情報を的確に把握できるかがポイント。
9点
日本地理
日本の発電に関する理解度や地図記号の読み取りが求められた。問題中に対話文もあり読解の速さと正確さ問われた。
7点
歴史
江戸時代までの日本について出題。両解の正しい組み合わせを答える問題が例年多い。
9点
歴史
明治以降の近代日本について出題。資料の読み取りも重要だが、外国との結びつきまで理解できているかがポイント。
8点
公民
2022年の成年年齢の引き下げや選挙に関する内容が出題。時事にも関心を持つ習慣をつけておくようにしたい。
8点
公民
金融政策・国際経済に関する問題。近年の時事問題などを知っておくとヒントになる場合があったが、答えとなる内容自体は教科書に載っている内容から出題されている。

対策

グラフや表の出題がとにかく多いため、「雨温図が出たら、こう読み取る」「人口ピラミッドが出たら、こう読み取る」というように、基本の読み取り方を理解しておくこと。
歴史では、ただの暗記ではなく、時代や他国とのつながりなど、「関連付けて覚える」ことを意識して、勉強に努めること。

佐賀県公立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
一般選抜倍率
特別選抜倍率
佐賀西
普通
280
1.21
致遠館
普通
120
1.26
致遠館
理数
120
0.95
佐賀北
普通
240
1.41
1.96
佐賀北
芸術
40
1.08
上に含む
鳥栖
普通
240
1.11
0.71
佐賀商業
商業
160
1.30
1.14
佐賀商業
グローバルビジネス
40
上に含む
上に含む
佐賀商業
情報処理
40
1.16
上に含む
佐賀工業
機械
40
1.57
1.24
佐賀工業
電気
40
1.41
上に含む
小城
普通
200
1.19
1.44
鳥栖商業
商業
80
1.12
0.88
鳥栖商業
情報管理
40
0.86
上に含む
神埼
普通
120
0.74
0.73
佐賀東
普通
220
0.91
1.00
神埼清明
総合
160
1.03
0.70
多久
総合
120
0.95
鳥栖工業
機械
80
0.90
0.80
鳥栖工業
電子機械
80
1.61
上に含む
鳥栖工業
電気
40
0.62
上に含む
鳥栖工業
建築
40
1.08
上に含む
鳥栖工業
土木
40
0.79
上に含む

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