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東京都の高校入試情報

東京都の高校入試情報2026(令和8年度)

東京都立高校入試変更点

・全日制課程で実施してきた分割募集を廃止し、第一次募集で選抜する。
(昼夜間定時制はこれまでどおり分割募集を継続する。)
・通信制課程の入試は、前期選抜と後期選抜の2回に分けて実施する。前期選抜は、入試の時期をこれまでより早め、第一次募集と同じ2月下旬に実施する。後期選抜は、これまでと同様に4月上旬に実施する。

(※1)分割募集:昼夜間定時制において、定員を前期と後期に分割し、2回に分けて行う募集
(※2)第二次募集:第一次募集で欠員のある学校が行う欠員補充の募集
(※3)インフルエンザ等学校感染症罹患者等に対する追検査は、(2)分割後期募集及び全日制第二次募集の日程で実施する

※掲載している情報は2025年7月時点のものです。最新の情報は各都道府県教育委員会のWEBサイトなどでご確認ください

東京都立高校入試日程

選抜方式1
推薦に基づく選抜
出願受付日
志願者情報入力期間 令和7年12月19日(金)~令和8年1月16日(金)午後5時
書類提出期間 令和8年1月9日(金)~16日(金)
検査日
令和8年1月26日(月)・27日(火)
合格発表日
令和8年2月2日(月)
選抜方式2
学力検査に基づく選抜
出願受付日
志願者情報入力期間 令和7年12月19日(金)~令和8年2月5日(木)午後5時
書類提出期間 令和8年1月30日(金)~2月5日(木)
検査日
令和8年2月21日(土)
合格発表日
令和8年3月2日(月)

東京都立高校入試

  

東京都立高校入試 推薦に基づく選抜概要

<一般推薦>
調査書のほか、集団討論および個人面接、小論文又は作文、実技検査、その他学校が設定する検査の各点数を総合した成績で行います。
<文化・スポーツ等特別推薦>
調査書のほか、個人面接、実技検査及び学校が定めたその他の検査の各点数を総合した成績で行います。

・普通科では募集定員の20%(コース制30%)まで
・専門学科、総合学科などでは30%(商業科・工業科などは40%)まで

東京都立高校入試選抜 学力検査に基づく選抜概要(令和6年度)

・5教科の検査問題・調査書(内申点)
※学力検査 1科目100点×5科目=500点 500点を700点満点に換算    
※学力検査に加えて、面接・作文(小論文)、実技検査を実施する高校もあります。
※「7:3」のほか、学科によっては「6:4」又は「5:5」の場合もあります

★ここに、スピーキングテスト20点分が追加されます!

東京都立高校 調査書(内申書)配点

中1
中2
中3
計算式: 0点
計算式: 0点
計算式: 300点
5科目+実技教科4科目の合計
5科目×評定5=25点
4科目×評定5×2=40点
25点+40点=65点を300点に換算

傾斜配点のある学校 ※令和7年度の情報は、9月の中旬~下旬に発表(以下は令和6年度)

科学技術、大田桜台、千早、深川(外国語)、国際、多摩科学技術、松が谷(外国語)、小平(外国語)

学区
学区は特にございません。お住まいの地域に関係なく受験が可能です。

その他

学力検査は基本的に同一問題ですが、一部の学校では「独自で作成した問題」で学力検査を実施する場合もあります。
〈自校作成3科目(国・数・英)+共通問題2科目(社・理)〉
日比谷・戸山・青山・西・八王子東・立川・国立・新宿・墨田川・国分寺
〈自校作成1科目(英)+共通問題4科目(国・数・社・理)〉
国際
※自校作成・グループ作成の問題は難易度が高いので、要対策!

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令和6年度東京都立高校入試 一般入試出題傾向と対策

数学

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
46点
小問集合
9問出題される。①基本的な計算問題、②データの分析、確率のいずれか、③作図が出題される。令和7年度は確率が出題。
12点
文字式
長めの問題文を読み、事象を考察したり推論の過程を表現したりする問題が出題される。式を文字で表し、証明できる実力が必要。
15点
関数
1次関数もしくは2次関数に関する問題が出題される。令和7年度は1次関数。座標、グラフと式、面積に関する問題が出題。面積は計算力が求められる問題が出題。
17点
平面図形
証明問題は必ず出題される(合同か相似)。最後の問題は相似や比を用いて思考する問題が出題される。
10点
空間図形
三平方の定理を用いる問題が例年出題される。辺の長さや体積を求める問題が頻出。問2は難易度が高い。

対策

★計算演習をたくさん行う
→計算ミスによる失点は絶対にしない。
★記述力をつける
→証明問題がかならず2題出題される。配点が合計14点と非常に高い。
★思考力の育み
→思考力は講師との対話で身につきます!多くの演習問題に取り組み、日々成長させていきましょう。上位難関高校では合格を勝ち取る最大のポイント!

英語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
20点
リスニング
10分程度の英語(対話文)を聞いて、質問に対する答えを選択する問題と英文記述で解答する問題。
24点
図・対話文読解+自由英作文
日本と外国の学生による対話文と図表をもとにした読解、Eメール文の読解+Eメール内の質問に対して英作文を書く問題。語数が昨年から300語増加。約840語
28点
対話文読解
複数人による対話文読解。長めの文章だが、傍線部の前後を読むことで解答が出来るため、点数が取れる大問。約740語。
28点
長文読解(物語文)
物語文の内容を読解する問題。最終大問なので段落ごとの概要を素早く把握し、解答することがポイント。近年高校から降りてきた文法も出題されていた。約680語。

対策

★リスニング対策はメモをとること
→聞いた内容を素早くメモできる練習を日々行いましょう!(ディクテーション)
★日々の音読、日々の長文読解
→長文読解に必要な能力は日々の努力が必要不可欠です!特に「速さ」は練習あるのみです!
★単語力が最重要!
→約2500単語の習得が必要です!計画的に取り組んでいきましょう!

国語

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
10点
漢字の読み取り
5問出題。訓読み、音読みの読み問題が出題される。
10点
漢字の書き取り
5問出題。訓読み、音読みの書き問題が出題される。
25点
文学的文章の読解
叙述や描写を読み、語句・文の意味、登場人物の様子、心情などを正しく読み取る必要がある。令和7年度は小学生の視点で進み、読み取りやすい文章だった。
30点
説明的文章の読解+作文
叙述や文脈を読み、語句・文章の要旨を読み取る必要がある。本文テーマについての作文が10点分出題。令和7年度は実験結果と筆者の主張を理解することが重要。
25点
古典を扱った解説文、対話文
対談を含め、古典を引用した複数の資料を読み、発言の意図や役割を理解する必要がある。昔の言葉の使い方や言語文化に関する知識などもみる。

対策

★時間を計りながら問題演習
→大問1つにつき10~15分を目標にする。「速さ」の向上を意識しましょう。
★作文対策
→10点満点を取るために、自分の意見を文章で表現する演習を行っていきましょう。
★読み取り、書き取りは満点
→「覚えるだけで20点確保」ができます!

理科

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
24点
小問集合
4分野(物理・化学、生物・地学)の基礎知識・技能に関する問題が出題。令和7年度は計算も必要であり、少々大変でした。
16点
日常生活に関わる探究活動
日常生活における探究をテーマにしたレポートを読み取り、思考する問題が出題。こちらも計算が必要で、条件も複雑な問題も出ていた。
16点
地学的領域
「地層や岩石」について出題。<観察>・<実験結果>の文章・図を読解し設問に答える。令和7年度は問題集にもよく見かける問題で易しかった。天体は計算が出ると難しい。
12点
生物的領域
「成長と細胞」について出題。知識と<観察結果>の文章・図を読解して設問に答える。情報量がとても多く、「情報理解の速さ」が必要であった。
16点
化学的領域
「物質の変化」について出題。<複数の実験>と<結果>および知識を用いて設問に答える。計算問題も出題。令和7年度は思考力を問う問題も出ていた。
16点
物理的領域
「電流と磁界」について出題。計算力やグラフの読み取りが必要。難しい単元になりやすいため、基本問題をしっかり解けるようになることが大事。

対策

★理科用語を正確に理解
→基本問題から標準・応用問題を解く際の大基盤です!丁寧に取り組みましょう。
★4分野の計算問題への対応力
→どのような計算問題にも対応できるように、様々な問題を解くようにしましょう。
★実験・レポート型問題のための思考力
→その場での内容理解が必要な問題が出題されているので、多くの演習で思考力を育みましょう。

社会

大問ごとの配点と傾向

大問
配点
単元
特徴や傾向
15点
小問集合
世界の地域の特色について、地図や統計資料、説明文の読み取り・考察を踏まえて設問に答える。
15点
世界地理
世界の地域の特色について、地図や統計資料、説明文の読み取り・考察を踏まえて設問に答える。
15点
日本地理
日本の地域の特色について、地図や統計資料、説明文の読み取り・考察を踏まえて設問に答える。時事問題が出題され、令和7年度は2024年の茨城に関するもの。
20点
歴史
日本の歴史(政治、経済、文化)について、年表・地図・表・文章の読み取り・考察を踏まえて設問に答える。令和7年度のテーマは美術品だった。
20点
公民
現代の社会的事象について統計資料・グラフ・読み取り・考察を踏まえて設問に答える。近年話題の内容も問われる。令和7年度はAIやテレワークの内容も書かれていた。
15点
総合
地理・歴史・公民から各1問出題される。令和7年度は地図、グラフ、文章の読み取りから当てはまる国や州を答える問題だった。

対策

★知識は正解数増のために必要
→知識だけでは解けない問題ばかりではあるが、知識が大前提なのは変わりません!
★様々な資料の読取力・考察力の習得
→この2つの能力が最重要です。演習によって身に付け、向上させていきましょう!経験が大事!
★時事内容にも目を向けておく
→教科書にない用語にも備えて、ソーシャルメディアやテレビからも多様な情報を確認しましょう!

令和6年度入試東京都都立高校倍率

高校名
学科名
募集人員
学力検査選抜倍率
推薦選抜倍率
豊島高校
普通
252
2.12
4.00
本所高校
普通
189
1.51
2.54
向丘高校
普通
220
1.58
2.34
竹早高校
普通
209
1.53
2.54
北園高校
普通
253
1.84
2.61
文京高校
普通
284
1.34
2.38
井草高校
普通
221
1.44
2.25
石神井高校
普通
220
1.85
3.43
武蔵丘高校
普通
253
1.55
2.56

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